みなさんは高校受験でどんな思い出がありますか? 受験勉強や受験当日などでみんなが経験しがちな「あるあるエピソード」を、高校生記者たちに聞いてみました。

やらない参考書や問題集を買わされる

やりもしない厚い参考書や問題集を買わされる。大学受験の時も厚い赤本を買いますが、自分の志望校に合わせて「主体的に買う」という点が高校受験とは違うと思います。受験勉強を始める時期もわからなかったです。(ソワレ=3年)

分厚い本に囲まれていい気分

分厚い参考書や過去問、その横にはさらに分厚い辞書と、とにかく「分厚い書物」をよく使います。分厚い書物に囲まれて勉強していると、自分自身が「なんだかすごく頭のいい人」のように思えてきて、テンポよく勉強がはかどりました。そして、調子にのり過ぎて問題文を見間違えたり、計算ミスをしたりします。(百瀬=2年)

あれ、私って頭いいのかも…… 

モチベに差が出がち

中学のクラス内でモチベーションの高い人と低い人にパックリと分かれてしまう……。モチベーションが高い人は授業中先生の話を聞きたいのに、モチベーションの低い人はおしゃべりをしたり、寝たりしていました。

先生の話が聞こえないだけでなく、注意するために授業を中断されるのでとても嫌。受験は団体戦とも言いますし、クラスの受験に対する意識や雰囲気は大切。(ちこ=2年)

周りと受験への意欲に差があるとツラい

受験会場に顔見知りが多い

受験当日、同じ中学校の友達と教室や座席が結構近い。私は第1志望校の受験当日に向け、塾の模試などもたくさん受けていました。本命の入試当日は休み時間に友達と会話することもできたので、塾の模試比べてもずっと楽に受験できました。(JiWoo=3年)

クラスメートの合否、気になりがち

合格発表の時に同じクラスの人の受験番号をやたら確認したがる。中学校側がとりまとめて出願をする高校受験独特のあるあるだと思います。(ソワレ=3年)

友達との勉強がいい思い出に

友達と一緒に塾や学校の自習室で勉強していました。わからなかった問題をお互いに教え合ったり、息抜きにたわいのない話をしたりしていましたね。中学校の友達と高校が離れるのが不安にも思っていました。

当時の不安は今では解消していますが、あの時は本当につらかったな。好きな曲を聞いたり、本を読んだりして不安を和らげていました。(あやぴ=3年)