高校生・ぎぎーさん(3年)の父は、何かあるとすぐに怒鳴る性格。娘に何かあると学校に乗り込むこともしばしば。そのたびに「怖くて仕方がなかった」と振り返るぎぎーさんに、父への思いを語ってもらいました。
すぐ学校に怒鳴り込む父
私の父は少し怒りっぽく、何かあるとすぐに怒鳴ります。学校で私が友達にけがをさせられた、姉がいじめられた……。そんなことがあると、いつだってすごいけんまくで学校に怒りに行きます。

父は、先生や相手生徒の親に怒りをぶつけてすっきりするかもしれませんが、私には今後の生活があるのだと思うと、父の行為が怖くて仕方ありませんでした。
しかし、父に「怒りに行ってほしくない」と伝えたことはありません。感情的になっているときに言っても聞かないだろうし、平静時に言っても冗談のようにはぐらかされるだけだと思います。
一方、父の怒りが理不尽に私たち家族に向くことはなかったと思います。不機嫌ではあるので、一言多くなるくらいです。

本当に子どものためになるのか?
母は「それだけあなたたちのことがかわいいのよ」と言うけれど、私は父が怖くて学校であった嫌なことを家で話すことができません。
子どもへの愛の形の一つだとしても、私のように子どもが家で気を遣うようになってしまえば、その行為は本当に子どものためになるのでしょうか? もう少し考えてほしいです。
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