「ラジオ」にどんなイメージを持っていますか? 高校生記者のふきのとうさん(1年)はラジオのヘビーリスナー。ラジオの魅力と、ラジオがきっかけで自分自身が変わった体験を教えてくれました。
いつもずっとラジオと一緒
朝起きたら、まずラジオ。学校に行くまで、つけっぱなし。帰ってきて眠くなるまで、ずっとずっとラジオと一緒です。
私は中学生のときに、技術の時間にラジオを作ったことがきっかけでハマりました。初めは聞いているだけでしたが、リクエストやメッセージを送ったことをきっかけに、ラジオに参加するようになりました。
今は、大阪のラジオ局の「FM802」を毎日聴いています。よく聴く番組は、「on air with TACTY IN THE MORNING」と「ROCK KIDS 802-OCHIKEN Goes ON!!-」です。
ラジオネームが読まれた…!
初めてリクエスト・メッセージを送った後、私はドキドキしすぎてラジオの前で正座をし、家族みんなでラジオに耳を傾けました。幸運にも私のリクエスト曲が流れ、DJさんにラジオネームが読まれました。そのとき私は、「届いた」という思いから、うれしくって涙が出ました。
メッセージをラジオ局に送るのは、私にとって勇気が必要です。でも、その勇気を出せたから、届いたときのうれしさを得られたのと同時に、ラジオDJさんの温かさも知ることができました。
この体験がきっかけで、勇気が必要な行動は「自分を少しだけ変えられる」と分かりました。初対面の人に自分から話しかけに行ったり、委員会に入りたいと自己主張したりと、少し積極的になれたのかなと思います。
私は一人じゃない
私は時間に余裕があるとき、伝えたいことがあるときにラジオ局にメッセージを送ります。リクエスト・メッセージを送らなくても、聴いているだけで心が温かくなります。
ラジオを聴いている人たちのメッセージに共感したり、DJさんの話に笑ったり、知らない曲にも出会えたりします。何より、1人じゃないと思えます。
どうですか? あなたもラジオのつまみを回してみませんか?