忙しすぎる高校生活。予定を管理するスキルを上げて、時間を有効に使いたいですよね。高校生記者たちが実践する、上手なスケジュール管理法をシェアします。

実行可能なスケジュールを立てる

「予定を立てたはいいけれど、いつも計画倒れ」なんて人、多いのではないでしょうか。そんなお悩みに、試す価値ありのアドバイスを紹介!

予定を守れたことが自信にもつながっていく

【1】月曜に1週間の予定を立てる

毎週月曜日に、1週間の予定をカレンダーに書き込んでいます。まず科目ごとに何をどれくらいやるべきか確認して、毎日続けられる程度に振り分けます。土日は平日より多めにしたり、学校行事があるときは少なくしたりと調整することで、無理なく継続して勉強ができます。(ながたにえん。=2年)

【2】大きな目標を立ててから細部を決める

「半年で〇〇の偏差値を5上げたい」「3カ月後××の模試で冊子に載る」「青チャートを1年で8割以上解けるようにする」などなんでもいいので、大まかな目標を立てます。数字を使って具体的に書くのが大事です。

次に、達成するために必要なことを書き出して、細かい単位で割り振ります。「1年で数学の偏差値を8上げる」という目標の場合、「最初の3カ月は参考書に取り組む」→「参考書のどこからどこまでを何周すればいいのかを考える」→「週単位で割り振る」という感じです。

学校行事や定期テストなども加味することが大事です! 予定通りに進まなくても、すぐに修正できるようなスケジュールだと、余裕を持って勉強できます。(あかり=1年)

【3】効果的な計画を先生に相談

勉強のスケジュールを立てるとき、特にテスト前は「先生に聞きに行くこと」が一番だと私は思います。各教科の先生に自分の苦手なところを話して、どうやって勉強するのが弱点をつぶしていくのに効果的か、どこに注意して勉強していけばいいかなどを教えていただきます。それをベースに進めていくと、ただやみくもに勉強するよりもテストの点数アップにつながりました!(ツムギ=2年)

アプリや手帳で予定を管理

スケジュールを管理するには、記録を残すことが大事。定番の「手帳」はもちろん、便利なスマホアプリも試して自分に合ったものを選びましょう。

自分にあった管理方法を探してみよう 

【4】逆算してタスク整理を

「Notion」 というアプリで今日やるべきことをリストアップ。携帯を開くたびにスケジュールを確認できます。するべきことを明確にすることで、効率よく勉強できます。

計画を立てるコツは、逆算して考えること。そうすれば試験前などに、直前にたくさんのタスクを一度にこなす必要がなくなります。それまで準備してきたものが自信につながり、焦りや不安も感じにくくなります。(ライチ=2年)

【5】スマホの機能をフル活用

私はiPhoneユーザーです。「今日の表示」機能をONにしておくと、今日、明日のスケジュールを確認できるので活用しています。小テストの日や締め切り日などはリマインダー機能で通知が来るようにしています。(めておーら=2年)

【6】手帳でスケジュール管理

小学生の時から予定はすべて手帳に書いていたので、今もその習慣を続けています。授業で言われた課題や小テストの日程などをすぐに書きとめられたり、1日のスケジュールを計画できたりするので便利です。

計画がうまくいった日、うまくいかなかった日の原因を見つけるときも手帳は役に立つので、おすすめです。(manami=3年)

【7】Googleカレンダーと併用

Googleカレンダーは「共有機能」や「通知機能」が使えます。部活内で予定共有をして、タスク(todoリスト)を設定して、必要なことを優先順位を考えながら確認するのに重宝しています。

手帳は、1週間の目標を立てたり、結果を振り返って反省したりすることに使っています。1日の感想を書く欄もあるので、日々の成長を感じることができます。(まじめがね。=3年)

【8】ストップウオッチで時間管理

私はストップウオッチを使って、勉強時間を計っています。その日勉強した合計時間がノルマを達成していなければ「どの無駄を省けば達成できるか」検討し、達成できていたら「勉強の質の改善」を試みています。(甘党信者ゆーの=2年)