皆さんは、歩いているときや自転車、自動車に乗っているときに命の危険を感じたことはありますか? 先日、私が自転車で外出中に起きた出来事をお伝えします。(高校生記者・すあ=2年)

火の消えてないたばこが飛んできて

それは、ある週末に起こりました。家の近くにある図書館に行こうと思い、自転車で家を出ました。途中、歩行者、車ともに信号が赤だったので、私は信号待ちの車を路側帯の側から追い越そうとしました。

その時、1台の車から火の消えきっていないタバコが飛んで来たのです。

いきなりたばこが飛んできた

心の中で「うわっ!」と声を上げました。なんとか自転車の方向を変えることができ、タバコは当たりませんでした。

しかし、万が一ぶつかっていたら、けがややけどを負っていたでしょう。そして、私の自転車の前かごに入れていた図書館の本に火がついていたら、弁償しないといけないことにもなっていたでしょう。驚いた拍子に転んで車にひかれたら……命の危機もあったかもしれません。

たかがポイ捨てと思わないで

「たかがタバコのポイ捨てで」と思う人も中にはいると思います。しかし、たった1回のポイ捨てで、誰かの人生を嫌な方向へと変えてしまう恐れもあります。

私のこの一件は「未遂」でした。もし未遂じゃなかったら、私は今の日常を送れていなかったと思います。ポイ捨て1つで、誰かの人生は変わってしまうかもしれません。他のゴミでも同じです。

ポイ捨てで誰かの人生を変えてしまうかも