高校生のみなさんの中には、4年制大学・短期大学のどちらに通うか迷っている人もいると思います。私は短大を選び、AO入試(総合型選抜入試)で受験しました。短大を選んだ理由、入学してから気付いたメリット・デメリットについて紹介します。(さくら=都内私立短期大学健康福祉学科1年)
90分授業を4年間続ける自信がなかった
私が4年制大学ではなくて短大に行こうと思った理由は2つあります。
まず、大学の授業は高校と比べて1コマが90分と長いです。それを4年間も続け、勉強を頑張れる自信が、正直私にはありませんでした。
2つ目は、早く就職できるためです。4年制大学より2年早く就職するので、より早くビジネスマナーが身に付くのではと期待しました。
専門学校を選ばなかったのは、進学後、途中で自分の学びたいことが変わってしまった場合に、進路を軌道修正するのが難しくなると考えたからです。
AO入試は高校生活に熱中できるメリットあり
私はAO入試の方式で受験しました。11月には合否が決まるので、1度落ちてしまってもまだチャンスはあるのがメリットだと感じました。
受かってしまえば高校生活に熱中できます。仮に落ちてもまだ何度かチャンスはあるので「絶対に受からなくてはいけない」というプレッシャーもなくなります。
私の志望校のAO入試は面接と作文だけ。学力に自信が無い私からしたらAO一択。先生にも手伝ってもらい、作文の添削や面接の練習を何回もしていただきました。
短大は質問しやすいけれど遊べない
短大に入学してから気付いたメリットは、同じコースに40人ほどしか学生がいないので、授業中に分からないことがあったときなど、気軽に先生に質問をすることができる点です。
4大で何百人という学生がいる場合には、授業中に分からないことがあっても質問しにくいと思います。
逆に短大に入学してから気付いたデメリットは、あまり遊べないという点です。通常4年間で習うことを2年間で習うので、当然授業数が多く忙しいため、あまり遊ぶ時間がありません。
大学、短期大学、専門学校。迷うと思いますが、それぞれ良さがありますので、しっかり調べて学校を決めましょう。入試方式は、自分が一番実力を出せるものを選ぶとよいですね。高校生の皆さん、頑張って進路選びをしてください!