みなさんのお小遣いの使い道は何ですか? 国が変われば状況も変わります。世界の高校生がお小遣いをいくらもらって、どのように使っているか、高校生記者に取材してもらいました。

【フランス】古着屋やカフェで使う

アヤネさん(日本・フランスの二重国籍 フランス・パリ在住 高校3年女子)

毎月40ユーロ(約5000円)のお小遣いを親からもらっています。パリでは物価が高いため、このくらいが平均的な高校生がもらうお小遣いだと思います。

カフェで買った飲み物

私は一度に使いすぎてしまわないように、毎週少しずつ分割してもらうようにしていて、主に古着屋さんやカフェで使っています。バイクで移動すると交通費がかからないので、その分趣味に費やせます。(取材・翻訳 高校生記者・Lou=3年)

【シンガポール】家事を手伝ってお金もらえることも

ラファエル君(カナダ人 シンガポール・オーチャード在住 高校2年男子)

1カ月のお小遣いは大体200シンガポールドル(約1万6000円)ですが、余ったら親に返さないといけません。前はあまり信用してもらえず、よくて50ドル(約4050円)でしたが、高校生になって増えました。

お小遣いは友達との外出によく使う。モールに行ったときの写真

お金は大体友達と遊びに行くときのためのもので、シンガポールは物価が高いので結構すぐなくなります。家事を手伝ってたまにお金をもらうこともあります。(取材・翻訳 フルミヤ=2年)

【オーストラリア】中学生以上はバイトする

スーザンさん(オーストラリア人 オーストラリア・シドニー在住 高校3年女子)

多くのオーストラリア人は中学生になったらお小遣いをもらうのをやめます。やりたい事や、欲しい物があったら、バイトをしてお金をためるからです。

オーストラリアでは中学生でもバイトができて、時給もいいです。バイト禁止という校則もないので、バイトする人が多いんです。私はバイトでためたお金で、お菓子や服、コスメを買っています。(取材・翻訳 ジャクス=1年)

【イタリア】メーク道具や服購入、コース料理を食べる

イライアさん(イタリア人 イタリア・ローマ在住 高校2年女子)

私は1カ月で決まった額のお小遣いはもらっていません。その代わり、何か買わないといけないときや、外食するときはお母さんがお金をくれます。10ユーロ(約1300円)くらいもらっています。

メーク道具や服を買ったり、コースの料理を外食で頼んだりします。けれど、最近はパンデミックで外出を控えてるので、全然お金を使っていません。(取材・翻訳 ジャクス=1年)

【アメリカ】ボウリングや映画へ

ケイティーさん(アメリカ人 アメリカ・ワシントン在住 高校1年女子)

私は1カ月に決まった額のお小遣いはもらっていません。そのかわり、必要になったらお母さんにもらいます。

コスメや洋服に使うときもあれば、友達との外食に使うこともあります。あとはボウリングに行ったり映画を見たりもします。(取材・翻訳 ジャクス=1年)

【韓国】友達と遊んだり文房具買ったり

ヒョジョンさん (韓国人 韓国・釜山在住 高校3年女子)

私は親から基本5万ウォン(約5000円)をもらい、足りなくなるとまたもらえます。私は少ない方で、友達は10万ウォン(約1万円)もらっていて、大半はそのくらいもらうそうです。

お小遣いは友達と遊ぶときや、学校で使う文房具などに使います。友達の誕生日プレゼントもお小遣いで買います!

お小遣いで買ったお気に入りのダイアリー

しかしたまに、親にねだることもあります。「お母さん、私これ必要~」って愛嬌で(笑) (取材・翻訳 JiWoo=3年)