高校生のみなさんは、一般、総合型、学校推薦型など、どの入試形式で受験するか悩むと思います。私は初めは一般と総合型の準備を目指していたものの、最終的には指定校推薦で大学に入学しました。レベルを下げ行きたい学部を変えるのは悔しかったですが、結果的に満足しています。部活も受験も頑張りたい人に伝えたい、私の受験体験記です。(ミネラルトマト=都内私立大学1年)

引退は「卒業後」忙しすぎる部活と受験両立を決意

私は高校時代、部活に打ち込んでいました。日本一を目指して冬の全国大会に毎年出場し、引退は高校3年の3月の末という特殊な部活のため、卒業式の後も高校に通うほどです。

自他ともに認める不器用な性格ですが、「後悔したくない」と、部活との両立を頑張りました。

AOと一般入試の志望校リスト。両方の対策に取り組んだ

通っていた塾には、「AO入試(総合型選抜)で打ち込んできた3年間の部活をアピールすべき」と言われました。反対に、お世話になっている先生には「あなたはせっかくコツコツ取り組めるんだから、真面目に勉強して一般入試にした方がいい。その方が結果が出せるよ」とアドバイスをもらい……。

高校2年生から、AO入試と一般入試に対応するために両方の対策に取り組みました。

AO入試に向けて読んだ論文

過呼吸で倒れ…指定校推薦に変更

しかし、3年生の夏ごろ、熱中症のような症状と共に過呼吸になってしまいました。部活での後輩の育成、同期との関係、最高学年というプレッシャー、進路への悩みという精神面に加え、部活動をしながら塾に通い、夏の暑さなどの体力的な面も重なってしまったのかもしれません。

そのため、私の姿を近くで見ていた学校の担任の先生や親には、「指定校で冬までに決めた方が、あなたの精神的にも体力的にも安定できると思う。部活に打ち込める」と言われました。

受験の方法だけでなく目指すレベルや学部も一気に方向を変える必要がありました。今までやってきた勉強や努力を捨てるようで、悔しかったです。

しかし、自分でも「このままでは部活も勉強もどちらも中途半端に終わってしまって後悔する」とも思い、指定校推薦での進学を決めました。

部活で日本一、進路が決まっていたから練習に打ち込めた

正直、このままで良いのかと悩んだこともありました。ですが、最後の大会で全国大会1位を獲得することができました。目標である日本一を達成できたのは、進路が決まっていたからこそ心おきなく練習ができたからだと実感することができました。

部活の引退のときにもらった手紙やアルバム

今は大学での友人も、学ぶ内容も楽しく、雰囲気も合っていたと感じ、本当にこの学校を選んで良かったと思っています。

自分の未来を決めるのは、周りにどう言われようと最後は自分です。皆さんが後悔のないように進路選択できることを願っています。