「オンライン授業に不満がある」という大学生や、「コロナ禍がいつまで続くかわからない。入学後の学生生活が不安だ」という受験生も多いのではないでしょうか。私は、オンライン授業になったことで充実した学生生活を送れています。どんな生活を送っているのか、オンライン授業のメリットとともに紹介します。(ぷれっつぇる。=私立大学家政学部2年)

好きな時に受講、バイトとの両立が実現

私は都内私立大学2年生で、家政系の分野を専攻しています。専門的で実践的な学修が多くあります。1年次はほぼオンライン授業でした。

ある1日のスケジュール。対面授業の場合

オンラインの場合、「オンデマンド(後からでも見られる)」と「リアルタイム(ライブ配信)」の2パターンがあります。1年次はリアルタイムもありましたが、今年から全てオンデマンドになりました。そのため、自分のスケジュールに合わせて取り組んでいます。

ある1日のスケジュール。オンライン授業の場合

私の学科はかなり忙しいため、「アルバイトは控えるように」と入学当初は教授に言われていました。しかし、場所と時間を問わないオンデマンドのおかげで時間ができ、アルバイトもできました。

いつ授業を受けるかは、学生の意向で選択することができます。体調が優れない日は、翌日受講することもできます。そのため出席の面ではとても助かりました。

このようにオンラインの最大の利点は、「学生個人のニーズ」や「スケジュール」に合わせることができる、ということです。

自分の時間が増え資格取得できた

もう一つ大きな利点があります。それは「自分の時間が増える」ことです。

授業によっては、対面よりもオンラインのほうが効率的に行われ圧倒的に「時間短縮」されている場合があります。通学時間ももちろんありません。

「授業と課題をいかに効率よく行い、残りの時間を有効活用するか」というスケジューリング力を培うことができました。そして、私は余った時間を資格の勉強に費やし、ハングルの資格を取得しました。

コロナ禍でも積極的に学生を楽しみたい

私の大学では、授業形態は対面とオンライン併用のままですが、テストや授業によっては、対面かオンラインか、また時間までも学生が選択できるようになりました。今後、もっと多くの科目で学生自身のスケジュールに合わせた学修ができるようになるといいな、と思います。

対面かオンラインか、選択できる授業もある

私の残り大学生活。全てが対面になるまでには、時間がまだかかると思います。オンラインの間は最大限時間を作り、資格勉強をしたり、インターンシップやボランティア活動に積極的に参加したりしたいと考えています。