新型コロナウイルスの流行で外出ができず、室内で勉強する時間が多くなりました。どうしてもやる気が出ない……そんなとき、私が実践している勉強との向き合い方を伝えます。(高校生記者・みーひ=2年)
「やる気が出ない」には3種類ある
私は「やる気が出ない」原因は、3つに分けられると思っています。一つ目は「体力が限界」のとき。その場合は即座に寝た方が良いです。睡眠の力は偉大なり!
実際には「体力はあるけれど、ただ机に向かう気になれないこと」のほうが多いのでは。こうした精神的にやる気が出ない状態は、「いざ机に向かえばはかどる」ときと、「勉強を始めても一向にはかどらない」ときの二つがあります。どうすれば精神的にやる気が出るのか、私が実践している方法を紹介します。
1、とにかく2・3問解いてみる
家に帰り、体は元気だけどやる気が出ない…そんなときは、取りあえず机に向かって問題を2、3問解いてみます。
「そもそも『やる気』自体が存在しないものですから」。これは、東京大学教授で脳研究者の池谷裕二さんの言葉です。人間は最初は「面倒臭い」と感じても、いざ作業を始めると「気持ちがのってくる」生き物だそうです。
勉強も例外ではありません。いくらやる気が出ないと感じても、問題を少しでも解き始める習慣をつけるのが肝心です。ノートをまとめたり、読解をしたりするより、数学の問題など、一つ一つが短くて区切りがつきやすい勉強をすることがオススメです。
2、気分が乗らなければ思い切って「勉強しない」
数問解いてみたけど、やっぱりやりたくない……。問題を解いても気分がのらないとき、集中力が続かないときは、思い切って「勉強をやめて」しまいます。ダラダラ勉強して勉強の質を落とすと悪習慣になります。
3、運動や勉強するための準備をする
しかし、勉強をやめたからといって、ゲームや動画鑑賞はしません。私の場合、ランニングや水泳をします。ドーパミンが豊富な状態になり、その後勉強に集中しやすくなるのです。
そのほかには「勉強と息抜きの中間」のような行動をします。勉強するための準備です。ニュース記事を読んで時事問題を把握したり合格者体験記を読んだりして、自分を見つめ直す時間にしています。
勉強のやる気が出ないときだけでなく、通学中の電車内などの隙間時間にも活用できます。いつでもアクセスできるように、ウェブページを「ホーム画面に追加」してショートカットアイコンを作り、それをまとめた「情報」のフォルダを作りました。
以下は私のおすすめのウェブサイトです。参考になればと思います!
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【イベントやコンテスト系】
- Qulii
- 登竜門
- 校外プログラム大全
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【ニュース系】
- 現代ビジネス
- 東洋経済オンライン
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【大学受験対策系】
- 高校生新聞オンライン
- 志望大学の高校生向けページ