勉強疲れに、一日のごほうびにお菓子を食べると幸せになりますよね。世界の高校生たちは、どんなお菓子を食べているのでしょうか。世界各地に住む外国人高校生に、高校生記者が取材しました。
【ロシア】チョココーティングのチーズ、柔らかクッキー
Uliana さん(ロシア・モスクワ在住 高校3年女子)
ロシアでもポッキーなどのお菓子を買うことができますが、輸入品なので高価です。ポテトチップスやクロワッサン、クッキーなども食べますが、私にとって身近なロシアのお菓子を紹介します。
1つ目はシロークで、チョコレートやキャラメルに包まれたカッテージチーズです。
2つ目はアリョンカチョコレートです。普通のチョコレートですが、パッケージに商品キャラクターのアリョンカが描かれているのが特徴です。ロシア製のチョコレートはとてもおいしいです。
3つ目はプリャニキです。柔らかいクッキーのようなもので、外側には砂糖が塗られています。
4つ目はバルニです。熊の形をしたミニケーキで、中にはチョコクリームが入っています。
最後にバランキです。リング状のクッキーですが、200~300年前は旅の非常食だったそうです。(取材・翻訳 アジザ=3年)
【インド】甘いもの大好きな国 世界一甘いお菓子がある
サムルディさん(インド・プネー在住 高校2年女子)
よく食べているお菓子は、いっぱいあって選べないけど、とにかく甘いものが多いですね!
例えば、牛乳と小麦粉と砂糖でできた「ラスグラ」というお菓子は、世界一甘いとまで言われているんですよ。インド人は古代から甘いもの好きで、種類がとても豊富なんです。
インド国内でも、各地で宗教・文化・言語が異なるように、食文化も違います。国内でいろんなお菓子を楽しめて最高です!(取材・翻訳 つくし=2年)
【イタリア】チョコクリームのヌテラをたっぷり塗って
リカルド君(イタリア・ウディネ出身 高校3年男子)
私は甘いものはあまり好きではありませんが、イタリアでは「Nutella(ヌテラ)」と呼ばれるチョコレートクリームがよく食べられています。トーストなどに塗って食べるほか、Nutellaを挟んだビスケットなども売られています。
夏にはどこでもジェラートが売られており、イタリア人には欠かせないスイーツです。私はレモン味のジェラートがお気に入りです。(取材・翻訳 もも=3年)
【イラン】ナッツが入ったローズの香りの伝統菓子
アリー君(イラン・テヘラン在住 高校2年男子)
イランではお菓子が大人気です。人気なのは、古くからあるイランの伝統的なお菓子です。特に「バクラヴァ」は人気があります。
バクラヴァは甘いお菓子で、ローズウオーターが使われているため、食べた瞬間、口にローズの味と香りが広がります。バクラヴァの中には、イラン産のピスタチオ、シナモン、サフランが入っています。(取材・翻訳 ニマ=3年)
【中国】インドネシアのお菓子が流行ってる
チョウさん(中国・四川省在住 高校3年女子)
一番紹介したいお菓子はウエハースです! 「Nabati」はインドネシアで売っているウエハースのお菓子で、最近中国ではやっています。値段が安くて1パックにたくさん入っていて、すごくおいしいです。
教室でこれを食べているクラスメートがいたら、ひとつもらえることが多いです。何せ1パックに入っている量が本当に多いですから(笑)。このお菓子を持っているクラスメートは、おなかをすかせた私たちを救う存在だと言えるでしょう!(取材・翻訳 あんころ=2年)