勉強中の休憩がついダラダラ長引いてしまうことってありますよね。地方の高校生の大学進学を応援する東京大学の学生団体「FairWind」に所属する示野浩章さん(理科一類2年、兵庫県立加古川東高校出身)からそんな高校生への、勉強中の息抜き方法のアドバイスを紹介します。

皆さんは勉強に疲れた時はどんなことをしていますか?

別の科目の勉強に切り替えたり、友達と話したり、また少しお昼寝する人もいるでしょうか。

今回は、私がお勧めする勉強の間の息抜きを3つ紹介したいと思います。

1. 運動する 校舎を1周したり体操したり

長い間同じ姿勢で勉強していると、体が凝り固まってしまいます。

そうなってしまうと、血の巡りが悪くなり、脳に十分な量の酸素が供給されなくなってしまうと考えられます。

そうならないように、適度に運動するのはどうでしょうか。

たとえば、校舎の中をぐるっと一周してみたり、お菓子を買いにコンビニまで足を伸ばしてみたりしてみると良いかもしれません。

私はよく塾の自習室で勉強していましたが、よく塾があるビルを1周して気分転換していました。

また、ラジオ体操などをして全身を動かしてみるのも良いでしょう。

体操までいかなくても、こまめに屈伸をしたり大きく伸びをしたりすると良いと思います。

2. 漫画アプリ・動画アプリを1話だけ

受験勉強のためにスマホを使わないようにしているが、LINEなどを確認した後についつい他のアプリを開いてしまい、結局何時間もスマホを触ってしまう。

そんな経験はありませんか?

それを止めるために、あえて息抜きとしてスマホを使うのもアリかもしれません。

そこでお勧めなのが、漫画アプリや動画アプリです。

漫画や動画がお勧めなのは、1話ごとに区切られているからです。

Twitterなどだと、明確な終わりがないためついつい長時間見てしまうということが多いでしょう。

しかし、1話ごとに区切られていると、そこで終わる決心がつけられます。(後はスマホを閉じる強い意志を持つだけですね。)

そのうえ、漫画だと一話あたり約5分で読めると思いますし、動画も物を選べばそのくらいの時間で見られるため、勉強の息抜きにはもってこいだと思います。

3. 志望校や将来について考えてリフレッシュ

息抜きは「勉強のモチベーションを高める」ために行うものだと考えると、自分の進路について考えてみるのもいいかもしれません。

たとえば、行きたい志望校・学部学科について調べてみる、将来つきたい仕事について考えてみる、など普段の勉強とは異なる頭の動かし方をしてみると、

リフレッシュになり勉強のモチベーションにもつながると思います。

また、こまめに進路について考える時間を設けておくと、様々なシナリオが浮かんできて新たな道も思いつくかもしれませんね。

皆さんが明日から実践できそうなものはありましたでしょうか。

他の息抜きの記事も見ながら、自分にとって一番息抜きになるものを見つけてほしいです。

【FairWind】東京大学の学生がつくる団体。地方と都会の教育格差の解消をめざして、東大生と地方の高校生との交流などの活動をしている。