部活に熱中している高校生は、長い時間を部員の仲間と過ごすことになります。そんな中で自分が仲間外れにされてしまったら…? そんな困難を乗り越えた経験について、LINE公式アカウント「高校生新聞編集部」に寄せられた読者の高校生の声を紹介します。

私だけ仲間外れ…?

私はチーム競技のスポーツをやっています。

チームスポーツは、同じチームの人との関係も良くないとうまくいかないものです。ですが、私とチームメイトとの関係はあまり良いものではありませんでした。

例えば、私以外の人だけで遊んでいたり、おそろいのものを買ったりしていました。

チームメイトとの関係はあまり良くなかった

私はチームにとって必要な人材らしく、スポーツをしているときだけ良好な関係を築けていました。そんなチームメイトとの関係を私は認めたくなく、少し怖くも感じたりして、気づかないふりをしていました。

しかし、だんだん孤独を感じ、顧問の先生に言って1カ月ほど休部させてもらいました。何度も行かなければと思いましたが、体が動きませんでした。

心配してくれるチームメイトがいた

ですが、心配してくれるチームメイトがいました。その子は休み時間に私のところに来てくれて、いろいろ元気に話してくれました。その時、初めて自分は1人じゃないんだとわかりました。

私は部活に戻り、休んだことを謝った上で、自分の感じていたこと、気づかないふりをしていたことなどについて、面と向かって話しました。それ以来チームメイトとの関係は良好で、何かあったらお互いにはっきり言うということができるようになりました。

相手に向き合って気持ちを伝え関係改善

つらいこと、悲しいこと、孤独、いろいろなことを感じました。ですが、相手にしっかり向き合って気持ちを伝えれば伝わると学びました。

気持ちを伝えても良くならないかもしれないけれど、自分から動こうとしないと変わらない。そして何より、心配してくれる人は必ずいます。

向き合って気持ちを伝えたい(写真はイメージ)

あの時、話しかけてくれた子、話を聞いてくれた顧問の先生、無理に話を聞こうとしなかった両親には本当に感謝しています。

そして、面と向き合い私の気持ちを受け止めてくれた、またチームに戻してくれた部活のみんなも、今では最高の仲間であり、ライバルです!(高校2年・はーちゃん)

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