私には10年ほどの付き合いになる親友が2人います。あまり大きなけんかもせず、3人で仲良くしている私たちですが、どのように友達付き合いが続いてきたのかを振り返ってみました。(高校生記者=麦・2年)
友達が少ない私の親友たち
皆さんには「親友」と呼べる友達はいますか? 短い間に親友という関係になれるという人もいますが、私は長く時間をかけないと仲良くなれないタイプです。

「友達」と呼べる人があまりいない私ですが、小学校時代からの幼なじみの親友が2人います。小・中学校ではほぼ毎日一緒に下校したり、家で遊んだりしていました。高校は離れてしまいましたが、今でも定期的に遊んでいます。
なんで仲良くいれるのか?
中学での友達とはほとんど疎遠になってしまいました。高校でも、去年同じクラスだった子たちとは話す機会がめっきり減っています。
ですが、親友たちとはなぜ10年も仲良くしていられるのか。考えてみましたが、たぶん理由はないんだと思います。「離れないでいよう」と約束したわけでもありません。ただ自然と気が合って、離れる要素がないような、家族に近いような雰囲気を私は感じています。

自然体でいられる人ってきっといる
人間関係って「頑張らないと保てないもの」のように思えますが、「何もしなくてもずっと一緒だな」って感じるような人が、実は身近にいるかもしれません。私は、常に自分が自然体でいられて、一緒にいて安心できるような人とは必ず人生のどこかで出会えるものだと思っています。
それは友達かもしれないし、恋人かもしれない。私はたまたま出会えたのが早かっただけで、あなたの身近にもずっと一緒にいられる人がいるかもしれません。いつかあなたのそばに、ずっと一緒にいられるような誰かが来ると信じていてほしいです。
- 麦 神奈川県在住。趣味は読書と音楽を聴くこと。推しはMrs.GREEN APPLE。得意科目は歴史。将来の夢は社会科の教員になること。