自分にあった高校はどうやって選べばよいのでしょうか? 高校生記者の朝倉七緒さんは中学時代に不登校を経験し、高校選びは悩んだそうです。どうやって自分の道を決めたのか、中学生にアドバイスを送ります。

インターネットで通信制の学校を探して

中学3年生になると、自分で進路を決めるときがやって来ます。

小学校を卒業したらその地域の中学校へ進学する人が多いと思いますが、中学から高校へは、自分で行きたい学校を調べて見つけ出さなければならないのです。今回は、自分の経験が少しでも役に立てばと思いお話ししたいと思います。

初めて自分で進路を決める人が多い(写真はイメージ)

私は中学時代、いわゆる不登校だったので、高校選びには誰よりも苦労しました。自分の出席日数や成績から、全日制の高校に行くことはできないだろうと考え、インターネットで通信制の高校を調べました。

通信制の高校はたくさんありました。その中で自分の夢をかなえられる学校はどこかと、3校ほど資料請求をして学校説明会に行きました。

通信制でも学校行事がたくさんある学校がある

学校の広報の方やそこに通う在校生と教員の方の説明を聞くと、学校によっていろんな特色があり、かなり悩みました。

私は週に数回学校に行けばいいのかなと思っていましたが、体育祭や文化祭など学校行事がたくさんあり、制服を来て毎日学校へ登校する通信制の学校があることを知りました。少しでも全日制の学校と同じような学校生活を過ごしたいと思い、決めました。

たくさんの検定取得ができるように授業が組まれていたり、卒業後の進路で指定校推薦がたくさんあり、教員という夢に向かって進めると思い、受験をすることにしました。

教員という夢に向けて進むことに(写真はイメージ)

高校選びでは悩むことがたくさんあると思いますが、偏差値ばかりを見るのではなく、実際に学校に行ってみてください。そして、何を学びたいか、どんな検定が取れるかなど視野を広げてみてください。

自分にどこの高校が合うのか検討でき、最高の学校選びができると思います。(高校生記者・朝倉七緒=2年)