受験シーズン真っただ中。今年高校生になる中学3年生のみなさんは、追い込みの時期を迎えている頃ですね。先輩高校生の記者のあっかーさんは、中高一貫校に通っていたものの、内部進学せずに受験する道を選びました。彼女の高校受験エピソードを紹介します。

内部進学はやめて、もっと高い偏差値の高校へ

中学3年生の皆さん、きっと今ごろは高校受験に向けて最後の追込みの時期だと思います。この1年間は新型コロナの影響で思うように学校に行くこともできず、つらい日々だったと思います。

さて、前置きはほどほどにして、私の高校受験の話をしようと思います。

高校の選択は後悔のないようにしてほしい(写真はイメージ)

私は私立の中高一貫校に通っていました。こう言うと「じゃあ高校受験なんて経験してないのでは?」と考える方もいると思います。私は内部進学せずに、他の高校を受験して今の学校に進学したのです。

思い返すと、高校受験を考えたのは小学6年生の3月頃。中学受験で第1志望が不合格だった私は、当時通っていた塾で高校受験資料集をもらいました。とりあえず読んでみたのですが、楽しそうな学校がたくさんありました。そして中学に入った私は、テストの順位がずっと上位だったこともあり、もっと偏差値が高い高校へ行きたいと思い、受験を決意しました。

きっかけは父の勧め

受験する高校を選ぶ上で、今の高校を選んだきっかけは父でした。大学の附属校、高大連携の授業が受けられる点などを父から聞き、さらに家から近く、決めました。

実は、この高校には受かるとは思っておらず、記念受験という気持ちがあったんですが、晴れて合格をつかむことができました。

学校に行くのが楽しみ、性格も明るくなった

入学してよかったと心から思っています。中学生のときからは考えられないようないろんな経験ができて、学校へ行くのが毎日楽しみです。クラスの団結力が強く、友達がたくさんできて、性格が明るくなったと言われました。

中高一貫でも高校受験の決意をした(写真はイメージ)

高校受験というのは、人生において大きな出来事です。人生は1度きりで、ゲームのようにやり直しもありません。だからこそ、「あのとき頑張ってよかった!」と思えるように、今はつらくても最後まで諦めないで頑張ってください!

最後に私が好きな言葉を贈ります。

Where there is a will, there is a way.

「意志あるところに道はある」というような意味です。皆さんが志望校に合格し楽しい学校生活が送れることを、心から祈っています。(高校生記者・あっかー=1年)