参考書は勉強する上での強い味方。評判を気にして買う受験生も多いようです。高校生記者が「買ってよかった!」「成績UPができた」とおすすめする参考書を紹介します。

徹底的に入試データを分析

『三訂版[データ分析]大学入試 英文法・語法問題 アップグレードUPGRADE』

英文法の参考書を選ぶ際、本屋さんでどれを選べばいいのか迷ってしまう…、そんな経験はありませんか? そこで私がオススメするのが『三訂版[データ分析]大学入試 英文法・語法問題 アップグレードUPGRADE』(略称『アップグレード』)です。

『三訂版[データ分析]大学入試 英文法・語法問題 アップグレードUPGRADE』PRODIGY英語研究所・霜康司 刀祢雅彦 麻生裕美子編著(数研出版、1290円=税抜)

この参考書をオススメする理由が2つあります。1つ目は、圧倒的、徹底的な入試データの分析です。

英文法の問題を演習する中で、「この文法は入試に出るのか?」と思ったことがある方は多いのではないでしょうか。この参考書では、たくさんの大学入試問題、TIME誌などの実用英語を徹底分析し、本当に覚えるべき項目を提示しています。

単元の最初のページには、具体的な数値が示されたデータリサーチ、各ページには頻出、センター試験マークなどがあり、大学入試に向けて勉強するのに最適です。

見やすいページの構成がGOOD

2つ目は、レイアウトのよさです。

他の参考書では答えがページの下にまとまって書いてあり、視線の動きが激しく、見づらいと感じていました。しかし『アップグレード』では、問題の横に解説と答えが赤文字で載っているため、サッと赤シートで隠して確認することができます。

必要な文法は赤で、他の項目は黒や青でまとめられているので、他の参考書のように、見たくない箇所なのに見えてしまう、隠す必要のないところまで隠れてしまう、といったこともありません。赤シートは1ページが丸々隠れる大きさのため、つい答えが見えてしまったということも起きません。

私はこの参考書の頻出データをもとに勉強して、模試などで「この問題は『アップグレード』で見た!」と、自信を持って解答できるようになってきました。実際に得点率も高くなっています。

参考書選びに迷った際は、ぜひ『アップグレード』を手に取ってみて下さい!(高校生記者・まじめがね。=2年)