東京農業大学 国際農業開発学科は、10月4日(日)に、「国際協力」について学ぶことができるオンラインセミナーを開催する。

 

国内にいながらできる国際協力

今回のイベントで話題提供をするのは、東京農業大学の卒業生と学生のうちに起業した大学院生の計3名。3人とも国内でビジネスとして国際協力に関わる活動を行っている。

卒業生のうち内山沙綾香さんは、大学在学中に1年間インドに留学し、有機農業を学んだ経験を持つ。現在はフェアトレードを通して国際協力する仕事に就いている。ミャンマーの農家に対して、現地スタッフとともにハーブの栽培指導を行い、収穫物を日本に輸入販売することで支援をしているのだという。

 

 

折原拓朗さんは、コーヒーを栽培・製造・販売をする会社に就職し、現在は「コーヒーマーケティング」に携わっている。

 

 

最後に紹介するのは、学生時代に起業し、現在は大学院生として学びながら多方面で活動する原健太さん。

原さんは大学院に進みつつ、JICA青年海外協力隊としてサモア独立国に赴任。現在は、研究とビジネスの視点から開発途上国の課題解決を目指し、ケニアの医療マーケティングを展開する企業でのゼネラルマネージャーや、それとは別の企業で代表取締役社長を務めている。

 

3人それぞれが異なる道を歩みながら、日本国内から国際協力に関わっている点では同じ。新型コロナウイルス感染症の拡大により、海外どころか国内の移動にも気を遣わなければならない状況になっているが、こんなときだからこそ国内からできる国際協力について先輩たちの話を聞き、考えてみてはどうだろうか。

大学進学のその先にある、就職や仕事についても考えるきっかけになることだろう。

詳細はこちらでチェック!

開催概要

セミナー内容/国内から国際協力に携わる

【日時】
2020年10月4日(日)14:00~16:00
【会場】
オンライン(Zoomで開催)
【参加費】
無料(要事前登録)

申込みはこちらから