新型コロナウイルスの影響で休校期間が続き、日本でもオンライン授業が注目されましたが、世界ではどう実施されたのでしょうか。韓国・大邱に住む高校3年生・Nuriさんに、高校生記者のざわさんがインタビューしました。

実技教科は課題提出

―オンライン授業を受けていた期間を教えてください。

高校3年生は、大体3月23日から5月20日の間、オンライン授業を受けました。

―どのような形でオンライン授業が行われましたか?

YouTubeなどで配信された授業の動画を見て、学習しました。EBS(韓国教育放送公社)でのオンライン授業で、生徒の受講の状態を確認する先生もいました。

美術、体育、音楽は、絵を描いたり、運動したり、歌を歌ったりして、動画や画像をオンライン上で提出しました。課題を提出しなかった場合、欠席扱いになります。

オンラインで授業(写真はイメージ)

「オンライン授業は無駄な時間」

―対面式とオンライン、どちらが学びやすいですか?

教室で受ける授業のほうが、オンライン授業よりも学びやすいです。オンラインで出る課題のほとんどは、1人で問題を解くため面倒くさい」と感じてしまうことが多かったです。

私の周りでは「オンライン授業は無意味な時間」などと、否定的に考える人が多いです。学校で受ける授業と比べて、できないことがたくさんあるし、環境面でも集中しづらかったです。(取材・翻訳 高校生記者・ざわ=2年)