どんな準備をすれば、憧れの大学に入学することができるのでしょうか。推薦入試不合格から一般入試に切り替えて上智大学文学部新聞学科に合格したKoto♪さん(大学1年)に、受験生活の過ごし方を教えてもらいました。

12月から一般入試の勉強を始めた

私は最終的に一般入試で第一志望に合格しましたが、当初はAO・推薦入試の受験を目指し、準備を進めていました。4月から11月までは塾を活用しながらAO・推薦の書類作成や対策をしつつ、学校の授業を活用して一般入試の準備もしていました。

夏休み中はセンター過去問を10年分を解いて、推薦の書類をつめながら基礎も固めていました。12月に推薦の最終合格発表があり、不合格が分かると、気持ちを切り替えて一般入試の勉強を本格的に始めました。冬休みはセンターの演習もしつつ、受験校の過去問を解きました。

12月から一般入試の勉強に切り替えた(写真はイメージ)

数学と国語は学校の授業のみで対策、問題演習メインで力をつけた

私は英語、国語、数学の3科目で受験しました。

AO・推薦入試対応の塾で英語と小論文の授業は取っていましたが、数学と国語は学校の授業のみで力を付けました。英単語は『ターゲット1900』のアプリを使って毎日勉強していました。正解数に合わせてスコアが与えられ、高校別や志望校別のランキングも出るため、高スコアを目指して頑張るうちに自然と単語も覚えられました。

現代文は過去問で演習していくうちに読解力が付きました。古文は単語が分かれば、その分文章が読めるようになるので、とにかくZ会出版の『速読古文単語』を受験期間に入っても繰り返し読んでいました。数学は問題量をこなせば類似問題にも対応できるようになってくるため、学校のプリントや過去問を使って勉強していました。

受験前日は、翌日受験する学校の前年度の問題を解いて復習し、夜9時頃には寝ていました。当日は、各科目の試験前に苦手としている部分を見直していました。第一志望校受験時には、「絶対この大学に行きたい!」という気持ちで学校に入り試験を受けて、合格できました。

第一志望に合格(写真はイメージ)

推薦入試不合格からの切り替え 気分を上げて頑張って

私の代は、受験形態変化前の最後の受験生だったため、推薦で早めに進路を決める人が例年よりも多かったです。私自身、推薦入試が不合格だと分かったときはとても落ち込み、同じクラスに一般入試を受ける人が思いの外少ないと分かったときはさらに気落ちしました。しかし、気分が落ち込んだときは「一般入試を受ける仲間がいる」と考えて気持ちを上げていました。

高校生のみなさんも、気分が落ち込んだときは何か他のことを考えて気分を上げ、「絶対合格するぞ!」という気持ちで、勉強を頑張ってください!