オンラインで誰かとつながることが簡単にできるようになった今。「それだと物足りない」と考える高校生記者のかなかもさんが、直接人と会うことのメリットについて考えてみました。

なぜオンラインだと物足りないんだろう

新型コロナウイルスの影響で自粛生活を余儀なくされ、オンライン授業、リモートワーク、オンライン飲み会などという言葉も広く浸透しました。今や距離に関係なく、オンラインでたくさんの人とつながれます。

ですが、それでも私はやはりどこかで物足りなさと寂しさを感じることがあります。そこで、どうして寂しいと感じ、直接人に会いたいと思うのでしょうか。

友達と買った花、デルフィニウム。花言葉は「寛大、楽しみ、あなたは幸せをふりまく」

肌が触れ合うとリラックスできる

まず、手をつないだり、ハグや顔を寄せたりというようなスキンシップが画面を通してはできません。幸福ホルモンとも呼ばれるオキシトシンは、肌が触れ合うことで分泌され、心拍数を落ち着かせてリラックスさせる効果があるそうです。

赤ちゃんがお母さんからその肌のぬくもりや声によって安心感を得るというように、私たちはそうしたシグナルを受け取る能力を本能的に備えているそうです。オキシトシンは肌のふれあいだけでなく、誰かと一緒に食事をしたり、人に対して親切を心がけたりするなどによっても分泌されるそうです。

普段、スキンシップがいかに言葉を超えたコミュニケーションとして、私たちをほかの誰かとつなげるのに役立っているかがわかります。

スキンシップは言葉を超えたコミュニケーション(写真はイメージ)

直接会うから最大限にコミュニケーションできる

誰かと会ったり、つながったりすることは、常に前向きなことだけではないはず。時に衝突したり誤解を生んだりすることもあると思います。

ですが、私は、それらもすべて含めて人間らしいコミュニケーションだと思うし、直接会うことで、それを最大限に実感できるのではないかと思います。オンラインでつながることは目的ではなくて、コミュニケーションツールに過ぎないのではないかと改めて感じました。(高校生記者・かなかも=2年)