献血になかなか挑戦できない高校生に知ってもらいたい。実際に献血に行ってみて感じた驚きや感動、そしてちょっぴり得したことなどを高校生記者のかーびぃさんに語ってもらいました

みなさんは献血にどんなイメージをもっていますか? 針や血が怖い、痛そう、時間がもったいない、なんだかよく分からない。そんなふうに思って、協力するのをためらっていませんか?

初めて献血するときに渡される献血カード

私も、ずっと興味はあったものの、なかなか献血に行けませんでした。でも、実際に行ってみると印象が大きく変わりました。

ドキドキの献血初体験 思ったよりも痛くない

高校2年生の夏、勇気を出して初めての献血に行った私。高校生1人で行っても、丁寧に優しく対応してくださいました。

受け付けを済ませると、問診、血液検査があります。そのあといよいよ採血です。つまり、血液検査と採血で両腕に針を刺すことになります。痛みがないといえばうそになりますが、実際私が思っていたよりも痛くありませんでした。刺す瞬間に少し痛むくらいです。どの場面でも丁寧な説明や声掛けをしてくださるので、初めてでも安心して献血ができました。

採血時間は10分もかからないほど(献血の種類によって少し違いますが)でしたし、休憩も含めて1時間から2時間ほどで終わりました。

無料でジュースやアイス ちょっとお得な経験もできる

献血に行ってちょっぴり得したこともご紹介します。まず、無料で血液検査の結果を知らせてもらえることです。検査項目はかなり多いです。

私が行った献血ルームでは、休憩時間に無料でジュースやアイス、お菓子などをいただくことができました。献血ルームというと病院のような堅いイメージを持ちがちですが、実際はおしゃれで居心地のよい空間でした。近くに献血ルームがあるなら、ぜひ行ってみてください。

なんだかちょっと、いいことしたな

私の血液が命を救っているんだ、という感覚はあまりありません。ただ、なんだかちょっといいことをしたという誇らしい気持ちは、まちがいなく私の生活を豊かにしてくれます。

血液を必要とする誰かのためになることはもちろんですが、自分にもたくさんいいことがあるのが献血だと私は思います。

みなさんもぜひ、勇気ある一歩を踏み出してみてください! (高校生記者・かーびぃ=3年)