新型コロナウイルスの感染が全国に広がっています。テレビや新聞などのメディアでは、毎日のようにコロナウイルスについての報道がされています。また感染拡大を防ごうと、芸能人やインフルエンサーをはじめとした若者に影響力のある人たちが、SNSで外出自粛などを呼び掛けています。高校生に、コロナウイルスについての報道について感じていることを聞きました。

実感が湧かなかったけれど……

コロナウイルスの感染拡大が深刻になるなか、芸能人が感染したこともニュースになっています。そのニュースを聞いて、それまで実感があまり湧かなかったウイルスの脅威を実感するようになったそうです。

芸能人の感染ニュースに脅威を実感

芸能人の感染ニュースに脅威を実感

コロナの報道について、最近はウイルスの脅威を実感するようになりました。芸能人の方が感染されたニュースを聞いたためです。

今までは感染人数しか耳にしなかったので、そこまで実感が湧かなかったのですが、その報道があったことで、自分ができる対策をしっかりしなければならないと思いました。(みやち=3年)

芸能人やYouTuberのSNSでの注意喚起はいいと思う

感染拡大を防ぐため、多くの芸能人やインフルエンサーが外出自粛を呼び掛けています。若者にとって身近な存在の人たちが注意喚起をすると、より危機感が高まりますね。

SNSでの注意喚起 拡散されていていいと思う

緊急事態宣言が出たことで、国民の意識がまた少し危機感を感じ始めているなとテレビなどを見て思います。お客さんが来なくて倒産してしまうところもあると聞いてびっくりしました。

今では多くの芸能人やYouTuberが率先してSNS等を通じて注意喚起をしているのをよく見るようになりました。若者はあまりニュースや新聞を見ないことから、身近なSNSで拡散されているのはいいことだなと思います。また小池都知事までもYouTubeを利用して動画配信をしていて、YouTubeも政治的に利用するのかと驚きました。

私は最近ずっと家にいますが、自分なりの過ごし方を見つけて1日の時間を有意義にしようと思います。(ちーちゃん=3年)

コロナを甘く考えていたかもしれない……

報道について、最近は若者の行動が課題となっていますが、私も含めコロナを甘く考えていた人が多いのではないかと思います。このような状況の中で、若者がよく見るYouTubeを使って、小池都知事やヒカキンさんが情報を発信しているのはとても良いことだと思います。(まじめがね。=2年)

明るく元気づけられるニュースも見たい!

テレビや新聞を見ると、コロナウイルスについての報道を毎日のように目にします。私たちが今の状況を把握し、正しい情報を得るために必要なことです。その一方で、暗いニュースが続けて報道されていることに対して、少し残念に感じているという高校生の声も寄せられました。

明るく元気づけられるニュースも見たい!

元気づけるニュースで明るくしてほしい

学校が休校になって以降、テレビのニュースを視聴する機会が増えました。見ると、どのテレビ局も揃って新型コロナウイルス関連のニュースばかり報道しています。もちろん、今の状況や事実を伝えることが、報道の役割です。しかし、暗いニュース続きでは、私たちの心も沈む一方です。

このような状況だからこそ、人々を元気づけるニュースも報道し、日本を明るくすることが、もう一つの報道の役割であると思います。(あい=3年)

エンターテインメントの力を使った番組も見たい

報道については、少し疑問があります。確かに私たちはコロナに関する最新情報も知りたいですが、毎日暗いニュースが飛び交っています。そんな中だからこそ、エンターテインメントの力を使った番組や記事がもっと増えて、少しでも元気づけられたり、何かをする勇気が持てたり、希望を持てたりする人が増えればいいなと願っています。(みきた=3年)

感染してしまった人の声も取り上げてほしい

報道では、毎日同じ注意喚起や専門家の意見を届けるだけでなく新型コロナウイルスに感染してしまった人の声ももっと取り上げてほしかったです。

若者が使うSNSにわかりやすい情報を発信しながら、常に一貫した姿勢で民衆と近い立場から感染拡大防止に務めてくださっている東京都知事の小池さんに感心しました。(こっぺぱん=2年)