体育の授業以外、あまり体を動かしてないなあ…。でも運動は苦手だし……。そんな高校生におすすめなのがヨガだ。道具もいらず、自宅で簡単にできるヨガのポーズを、ヨガインストラクターの福島麻衣さんに教えてもらった。
今回は「真珠貝のポーズ」を紹介します。
勉強をずっとやって、同じ姿勢で腰や背中が痛いなあと感じることはありませんか? このポーズは、腰痛や背中の痛みの解消や予防に有効なのです。
副交感神経に働きかけるポーズなので、脳や心を鎮静させることが期待できますよ。内臓や泌尿器系の機能改善にも効果があります。
真珠貝のポーズ
手順1
足裏を合わせて座り、下半身でひし形を作る。足裏はできるだけ手前に引き寄せる。
手順2
上体を前に倒しながら、両手のひらを上に向けたまま、両腕を脚の下に入れ込む。
手順3
気持ちよいと思える所でキープする。
体が固い人は
無理に頭を足先のほうに下ろそうとすると、かえって身体は緊張して固くなるので、心地よく腰回りや背中の伸びを感じられるところ、心地よく呼吸ができるところを目安に。
福島麻衣さん(ヨガインストラクター)
ふくしま・まい オンフルールヨガカレッジ銀座本校でヨガを教えている。全日本ヨガ協会所属。