片付けが苦手、部屋が散らかって勉強に集中できない......。そんな悩みを抱える高校生や中学生は多いのではないか。インテリアコーディネーターのMakoさんに、部屋づくりのコツを聞いた。(福元まりあ)

脳に合わせた収納方法を

――ものをしまうのが下手で、部屋がごちゃごちゃしています。どうすればいいでしょうか。

「利き脳」によって適した片付け方が異なります。自分に合った片付け方を見つけましょう。右脳が利き脳の人は、ワンアクションでざっくりと収納する方法がおすすめです。例えば、ペンを片付ける際は大きな入れ物にしまうのが適しています。

右脳が利き脳の人に適した収納方法 大きなものにしまうのが適している

左脳が利き脳の人は、ペンならば引き出しの中に小分けで整頓するのが適しています。利き脳に合っていない片付け方をすると、どうしても体がついていきません。自分の癖や性格を考えて、 自分に合った片付け方を見つけましょう。

使う場所と片付ける場所の距離を短くすることもポイントです。箱を出して、ふたを開けて、その中のさらに小さい箱に入れて…という風に片付けるまでのステップが多いと、やりづらくなります。

また、自分でルールを決めて種類ごとに分類するのもコツです。教科書ならば科目別に分けたり、プリントならば配られた時系列ごとにクリアファイルにしまうのがおすすめですよ。

Makoさん

 

Laugh style代表。モデルハウスのコーディネートやセミナー講師など、幅広く活動。