医師になるには、医学部へ進学することが必須だ。何をどのように学んでいるのだろうか。京都府立医科大学教育センター長の山脇正永教授に、医学部についての疑問に答えてもらった。(木和田志乃)

奨学金制度をうまく利用しよう

――医学部はお金がたくさんかかるイメージです。

医学部、特に私立大学で学ぶには多額の授業料を払わなければならないため、医学部への進学を躊躇する生徒も多いと聞きます。しかし、日本育英会などの奨学金のほか、私立大学でも大学独自の奨学金や授業料免除の制度を充実させてきています。

自治体によっては、卒業後、過疎地の病院に一定期間勤務すれば返済が免除されるタイプの奨学金制度を設けているなど、経済的な負担を軽くする制度は多くありますので、調べてみてください。

奨学金制度を調べてみよう

――医学部は浪人生が多いのは本当ですか?

はい。医学部は入学者に占める浪人生の割合も他学部に比べて高いことが多いです。本学に今年度入学した学生の入学時の年齢は、18歳が49人、19歳44人、20歳以上が14人でした。

山脇正永教授 
京都府立医科大学教育センター長、同大総合医療・医学教育学教室教授

 

やまわき・まさなが 1988年東京医科歯科大学医学部卒業。2011年より現職。日本神経学会神経内科専門医、日本内科学会総合内科専門医、日本医学教育学会認定医学教育専門家。