【主将の進む道】佐藤隆哉( 宮城・東北バレーボール部3年)
今年1月の春高バレー終了後に、1、2年生部員の話し合いで主将に選ばれました。僕は小学校や中学のチームでもずっと主将をやってきて、みんなを引っ張って勝てるチームにしていきたいタイプ。「高校最後の1年で何としても日本一になりたい」と思い、快く引き受けました。
指摘する勇気が必要
日頃から意識しているのは、みんなの模範になることです。人に頼られるような明るさを持ち、指示を聞いてもらうためにも、まずは自分がやるべきことをしっかりやるように心掛けています。
先生に頼れずに自分で判断しなければいけないときや、人に悪い点を指摘するときは決断力や勇気が必要になります。でも、チームのためにそこはおろそかにはできません。夏のインターハイでもチームを鼓舞し続け、日本一にはあと一歩届きませんでしたが、相手に気持ちで負けることはなく、準優勝という結果を残せました。
次は春高バレーでの優勝を目指して、他の人からの意見もしっかり聞きながら、「この人ならチームを任せられる」という主将になっていきたいです。 (構成・小野哲史)
TEAM DATA
27人(3年生6人、2年生9人、1年生12人)。部訓は「日本一」。インターハイには27回、春高バレーには29回出場し、ともに2002年に全国制覇を果たしている。