全国高校総体(インターハイ)陸上の男子砲丸投げ決勝が2019年8月6日に沖縄県沖縄市のタピック県総ひやごんスタジアムで行われ、アツオビン・ジェイソン(大阪・大阪桐蔭2年)が16メートル89の自己ベストをマークし、初優勝を果たした。

アツオビンの言葉を借りれば、3位で迎えた5回目は「6回目で勝負をかけるための『捨て投てき』のつもりだった』という。それまで右に逸れていた軌道をまっすぐに変えようと、「リラックスして臨んだらそれが良い方向につながった」。

 

アツオビン・ジェイソンの話「今回の目標は17メートル以上で優勝すること。プランとしては、最初の3投でしっかり体を動かしてスピードを速くし、後半3回のどこかで記録を出そうと考えていました。17メートルのためには体重の増量をウエイトのアップ、そして走りを速くすることが必要だと思います」

(文・小野哲史、写真・幡原裕治)