駿台予備学校は2月15日、2019年度国立大入試分析の速報を公表した。「難関国立10大学」の前期日程の志願者は4年ぶりに減少した。
前期の増加は北海道大、神戸大のみ
北海道大、東北大、東京大、東京工業大、一橋大、名古屋大、京都大、大阪大、神戸大、九州大の10大学の志願動向を分析した。10大学の前期日程の志願者の合計は前年度に比べ98%となり、4年ぶりに減った。北海道大が微増し、神戸大が前年度比105%に増えたが、ほか8大学は減らした。東北大(92%)、一橋大(92%)の減り方が大きかった。東北大は文・法・経済・工・医・薬の各学部などで減らした。一橋大は、商学部以外の3学部で減らした。
10大学のうち後期日程入試を実施する8大学の志願者の合計は前年度に比べ101%だった。