語弊があるかもしれませんが、私自身いじめを受けていたことに関しては感謝しています。その理由は先生の対応のおかげでいじめはなくなり、自分の悪い点も把握することができたからです。

悪質ないじめが増えていて、最近ではほぼ匿名のものだと思います。私自身が受けたいじめも匿名でしたが「きっとこの子が加害者なのかな」と思い当たる子がいました。

担任の先生に「いじめられています。この子にされているかもしれません」と伝えると、先生はその子と友達と私を集め、お互いの直した方がいいところを話し合わせました。そこで私は直接自分の直すべき点を聞くことができ、その後の関係は良好なものになりました。

いじめの被害にあったら、勇気を出して先生に相談をして「先生にはこうしてほしい」と伝えてほしい。その勇気でこの現状は少し変化すると思います。そして、先生に対しては、最初の対応では「いじめられた側の子の話を親身になって聞く」ことを求めます。 (ゆう・2年)