サッカー部は昨年、新チームになって以降、生徒だけでのミーティングを増やすなど、良い雰囲気づくりを目指しています。マネジャーとしても「ありがとう」「ごめんなさい」をはっきりと伝えて、コミュニケーションを円滑にすることを心掛けています。また、選手たちの気持ちを高める工夫もしています。
激励会で披露 感激して涙
例えば、昨年の新人戦後のことです。監督から「モチベーションを上げるビデオを作れたりする?」と提案されました。そこで、試合中や練習中に撮った写真やムービーをつなぎ合わせて、数分間にわたるビデオを作成しました。先日、部の激励会でその映像を披露しました。すると、出席した保護者の方が「遠征中などの様子が分かった」と感激して涙を流し、部員のみんなは「こんな練習をやってきたよね、懐かしい!」と感謝の言葉を掛けてくれました。
映像製作には数日間かかりましたが、自分たちが「楽しんでやろう!」という気持ちで臨めましたし、反響が大きかったこともうれしかったです。練習の準備や片付け、食事の準備なども含めて、チームを盛り上げるために力を発揮していきたいです。 (構成・茂野聡士)
- 【TEAM DATA】 部員54人(選手=3年生14人、2年生23人、1年生13人、マネジャー=3年生2人、1年生2人)。小林幸大監督のもと、選手が自主的に考えを発信していくスタイルで日々トレーニングに励んでいる。