高校生が地元の名産品を活かしたオリジナル料理で競う「第6回ご当地!絶品うまいもん甲子園」で決勝大会に進出した作品の中から、神戸市立六甲アイランド高校の生徒3人のチームが開発した「ゴロッとたこ煮まん」を生徒の言葉で紹介する。(協力・全国食の甲子園協会)

六甲アイランド高校の生徒が開発した「ゴロッとたこ煮まん」(全国食の甲子園協会提供)

料理名:ゴロッとたこ煮まん

ご当地食材:明石産たこ、淡路玉ねぎ、神戸屋のパン粉

兵庫の「うまいもん」いっぱい

「兵庫のうまいもんをいっぱい詰めこみたい」から始まった私たちのうまいもん甲子園。

1つ目は、豚まん。兵庫は南北が海に面しており、昔から、海外との交流が多い。その恩恵として、横浜、長崎にならぶ三大中華街に、神戸が入っている。そのため、豚まんを使おうと決めた。

2つ目は、明石のたこ。兵庫の特産物といえばたこなので、明石のたこを使うことに決めた。3つ目は、加古川の牛すじ煮こみ。牛すじがどこに入っているのかというと。たこの味つけ。牛すじ自体は入っているのではなく、この兵庫の牛すじの味つけでたこを煮こんだのだ。

4つ目は、あの有名な淡路の玉ねぎだ。1つの料理で兵庫を詰めこんだ、満足度100%の1品となっている。

試行錯誤の末に

この肉まんの案にたどりつくまでに、いくつもの案がでた。実は7回目、ぎょうざの皮であんを包んでいたが、見ためや販売力を考えるとボツ。そこで肉まんなら、コンビニでホカホカの状態で提供でき、特別な包装がいらず、環境にいいと考えた。片手で食べられるなどの利点もある。

六甲アイランド高校の生徒たち(全国食の甲子園協会提供)

「第7回ご当地!絶品うまいもん甲子園」の参加チームは、2018年7月8日まで募集中