平昌五輪が閉幕、日本はメダル13個
冬季オリンピック平昌(ピョンチャン)大会の閉会式が行われ、17日間の熱戦に幕を閉じた。7競技で史上最多の102種目が行われ、日本勢は冬季オリンピック最多となる13個のメダル(金4、銀5、銅4)を獲得した。次回の冬季大会は、2022年に中国の首都・北京で開かれる。【2月25日】
東京五輪・パラのマスコット決まる
2020年東京オリンピック・パラリンピック組織委員会が大会公式マスコットを発表した。福岡県出身のデザイナー谷口亮さんの作品。最終候補3作品の中から全国の小学生がクラスごとに投票し、20万5755票中10万9041票を獲得した。名前は今年夏に公表される予定。【2月28日】
裁量労働制、データの不備を受けて法案から削除
安倍晋三首相は、今国会の重要法案と位置づける「働き方改革法案」から、裁量労働制の拡大に関する法案を削除する方針を表明した。裁量労働制は、仕事の進め方を労働者の裁量にゆだね、実際に働いた時間ではなくあらかじめ定めた時間に相当する賃金を払う制度。柔軟な働き方が可能になるとされる一方で、労働時間が長くなる危険性も指摘されている。首相が今国会で言及した裁量労働制に関する調査データに誤りがあることが発覚しており、新たな実態調査を行ったうえで、法案を出し直すという。【3月1日】
リニア新幹線めぐり建設会社幹部を逮捕
JR東海が進めるリニア中央新幹線の工事をめぐり大手建設会社4社が不正な受注調整をしていたと疑われている問題で、東京地検特捜部は独占禁止法違反(不当な取引制限)の疑いで、大成建設の元常務と鹿島の部長を逮捕した。駅の新設工事について大林組と清水建設の幹部と事前に受注業者やJR側に提示する金額を調整し、自由な競争を制限した疑いがもたれている。大成建設は容疑を否定するコメントを出した。【3月2日】