(日付はニュースの発生日で、その後の展開についても説明している場合もある。海外ニュースは現地時間)
●日本相撲協会は、初場所で優勝した稀勢の里の横綱昇進を決めた。日本出身力士の横綱は14年間不在だった。(1月25日)
●宅配最大手のヤマト運輸は、取り扱う荷物の量を抑えたり、配達時間帯指定サービスの一部を見直したりすることを決めた。荷物の急増と人手不足で従業員の長時間労働が問題になっていた。(3月16日)
●文部科学省が組織的に「天下り」のあっせんをしていた問題で、同省が最終報告を発表した。違法なケースが62件あったとし、43人を処分した。(3月30日)
●フィギュアスケート女子の五輪銀メダリスト、浅田真央さんが記者会見を開き、引退を発表した。(4月12日)
●安倍晋三首相(自民党総裁)は2020年の施行を目指して憲法を改正する希望を明かした。改正項目として、9条に自衛隊の存在を明記する条文の追加や、高等教育の無償化を定めた条文の新設を挙げた。(5月3日)
●文部科学省の前川喜平前事務次官が記者会見し、国家戦略特区に獣医学部を新設する政府の計画について「行政の在り方がゆがめられた」と批判した。政府は前川氏の発言を全面否定した。(5月25日)
●天皇陛下の退位について定めた「天皇の退位等に関する皇室典範特例法」が参院本会議で成立した。皇太子さまが2019年5月1日に新天皇として即位する。(6月9日)
●犯罪を計画段階から処罰する「共謀罪」の趣旨を盛り込んだ改正組織犯罪処罰法が参院本会議で成立した。(6月15日)
●将棋の最年少プロ棋士、藤井聡太四段(中学3年)は竜王戦決勝トーナメントで増田康宏四段を破り、公式戦の新記録となる29連勝を達成した。(6月26日)
●核兵器の保有や使用を法的に禁じる核兵器禁止条約が米ニューヨークの国連本部で開かれた会議で採択された。日本は会議に参加しなかった。(7月7日)
●秋篠宮家の長女眞子さまと、国際基督教大学の同級生で法律事務所勤務の小室圭さんの婚約が内定した。結婚式は2018年11月に行われる。
(9月3日)
●陸上男子の桐生祥秀(東洋大)が福井市で行われた日本学生対校選手権の100メートル決勝で9秒98の日本新記録を樹立、日本人で初めて「10秒の壁」を破った。(9月9日)
●スウェーデン・アカデミーは、今年のノーベル文学賞を「わたしを離さないで」などで知られる長崎市生まれの英国人小説家カズオ・イシグロ氏に授与すると発表した。(10月5日)
●過激派組織「イスラム国(IS)」が「首都」と位置付けてきたシリア北部のラッカが陥落した。米国から支援を受けたクルド人などの連合軍が攻撃していた。(10月17日)
●第48回衆議院議員総選挙(定数465議席)が投開票され、自民党が選挙の公示前と同じ284議席を獲得して大勝。与党の公明党と合わせて憲法改正の発議に必要な定数の「3分の2」超を確保した。(10月22日)
●トランプ米大統領は、北朝鮮を「テロ支援国家」に再指定することを決めたと発表。「核・弾道ミサイル開発と国際テロの支援をやめるよう要求する」と語った。(11月20日)
●会計検査院は学校法人「森友学園」への国有地売却の価格について、根拠となる資料を財務省や国土交通省が廃棄していたことを指摘し、「十分な根拠が確認できない」とする報告書を公表した。(11月22日)
●北朝鮮が弾道ミサイル1発を発射、青森県西方の日本海の日本の排他的経済水域内に落下したとみられる。防衛省は、ICBM(大陸間弾道ミサイル)級と見ている。(11月29日)
●大相撲の横綱日馬富士関が貴ノ岩関側への暴行の責任をとり、引退した。(11月29日)
●将棋の羽生善治棋聖が史上初の「永世7冠」を成し遂げた。永世称号は7つのタイトルごとにあり、通算獲得回数などの条件がある。羽生棋聖は竜王戦7番勝負で渡辺明竜王を破り7期目の竜王を獲得し7つ目の永世資格を得た。(12月5日)
●トランプ米大統領はエルサレムをイスラエルの首都と認定、テルアビブにある米大使館の移転を指示した。エルサレムの帰属は、パレスチナとイスラエルの対立の核心にあり、中東和平交渉が遠のく危険が高まった。(12月6日)
●JR東海が進めるリニア中央新幹線関連の建設工事の入札で不正があった疑いがあるとして、東京地検特捜部が偽計業務妨害容疑で、大手ゼネコン大林組の本社などを家宅捜索した。(12月8日)
●広島高等裁判所は四国電力・伊方原発3号機(愛媛県伊方町)の運転差し止めを求めて住民らが申し立てた仮処分の即時抗告審で、運転を禁じる決定をした。(12月13日)
●政府が2018年度予算案を決定。一般会計総額は97兆7128億円と6年連続で過去最大を更新。高齢化により社会保障費が約33兆円に膨らんだ。借金である新規国債発行額は33兆6922億円。(12月22日)