各地域に伝わる昔話や伝説、郷土料理、方言などの身近な「地域社会」に目を向け、文化を掘り起こし向き合うことによって、自分たちにできることを考えるという目的のもと開催されている『「地域の伝承文化を学ぶ」コンテスト』(國學院大學・高校生新聞社主催)。各賞ならびに学校賞が決定し、2017年12月3日(日)には國學院大學渋谷キャンパスで表彰式が行われた。応募数の詳細と各賞の結果は以下の通り。

 






 
 
【応募総数】
709作品
【部門別応募数】
地域文化研究部門(団体) 21作品
地域文化研究部門(個人) 460作品
地域民話研究部門(団体) 12作品
地域民話研究部門(個人) 194作品
学校活動部門  22作品
 

地域文化研究部門(団体)

優秀賞
「明治通りの調査」
東京都立戸山高等学校地理歴史部
「今年も祖父江の虫送りを追って~杏和高校 4年目の参加~」
愛知県立杏和高等学校郷土研究チーム
佳作
「ふるさとの川の恵み~郷土の宝「益田川」と私たちの暮らし~」
岐阜県立益田清風高等学校社会探究
「諏訪信仰について」
東京・香蘭女学校高等科諏訪信仰
「人形浄瑠璃公園活動をとおして地域の活性化を図るとともに阿波の情勢を研究する。」
徳島県立那賀高等学校人形浄瑠璃部
入選
「十和田むらさきの栽培と紫根染め」
青森県立三本木農業高等学校生活園芸研究室
「野における戸川砥の生産と流通」
神奈川県立秦野曽屋高等学校日本史研究部
「飯綱町の箱膳を学んで」
長野県北部高等学校湯川 GO!

 地域文化研究部門(個人)

優秀賞
「ダンスで笑顔溢れる地域へ~テーマパークパレードの魅力を地域活性化運動に取り入れる~」
髙橋 理歩(東京・東京大学教育学部附属中等教育学校 3年)
「漬物は語る~世界に誇る日本食の起源とは~」
飯田 真世(愛知県立杏和高等学校 2年)
佳作
「雑司ヶ谷鬼子母神御会式に学ぶ」
山本 明香里(東京・明治学院高等学校 3年)
「農家について本当に知ってる ~秋田県横手市の農家の生活について~」
川嶋 みずか(東京・大妻多摩高等学校 1年)
 
入選
「高崎まつりについて~「高崎まつり」とその歴史~」
小杉 恒太(高崎市立高崎経済大学附属高等学校 2年)
「琉球舞踊と組踊」
伊差川 彩花(沖縄県立首里高等学校 3年)
「けの汁」
成田 さくら(青森県・五所川原第一高等学校 1年)
「せんべい汁」
笹山 佳乃(青森県・五所川原第一高等学校 1年)
「青森県民は甘党!? ~青森県の「甘い」料理を徹底調査!~」
片岡 和花(青森県・五所川原第一高等学校 1年)

地域民話研究部門(団体)

最優秀賞
「日本の心、地域の文化を伝えるために」
群馬・利根沼田学校組合立利根商業高等学校パソコン部
優秀賞
「佐野の舟橋・佐野の渡しの伝説」
群馬・高崎商科大学附属高等学校社会部進学女子2年
「下小鳥町の首塚伝承」
群馬・高崎商科大学附属高等学校文芸部
佳作
「民話「川上に流れた仁王さま」の世界」
岐阜県立益田清風高等学校地域研究

 地域民話研究部門(個人)

最優秀賞
「川との死闘~ 与三と人柱観音像にこめられた思い~」
坂東 壮一郞(愛知県立杏和高等学校 2年)
優秀賞
「東京・町田市における妖怪伝説」
木原 愛理(東京・和光高等学校 3年)
「チンチン山考」
仲川 晴斐(愛知県立時習館高等学校 2年)
佳作
「豊川市の昔話」
鈴木 彩水(愛知県立豊丘高等学校 2年)
「愛知県弥富市「おみよしの松」」
蓑島 千東(愛知県立杏和高等学校 2年)
入選
「綿絵の姉さま」
境 倫果(青森県・五所川原第一高等学校 2年)