高校生が地元食材を使った料理のアイデアと調理技術を競う「第14回ご当地!絶品うまいもん甲子園」(全国食の甲子園協会主催)の決勝大会が11月2日、東京都で開催された。参加者は3人以下でチームを編成。今回のテーマ「ご当地食材を生かした人気中食&外食メニュー」の開発に挑戦した。入賞校は次の通り。(写真・主催者提供)

優勝・農林水産大臣賞

青森・弘前実業高校「じゃわ愛(め)ぐすしこパフェ」

青森・弘前実業高校「じゃわ愛(め)ぐすしこパフェ」

青森県津軽地方に伝わる郷土料理「すしこ」を使った料理。カップにカリカリチーズやだしピラフ、すしこなどをパフェのように詰め、きゅうりやりんごで飾りつけた。昨年も同校のチームが優勝し、2年連続の受賞となった。

準優勝・大臣官房長賞

沖縄・首里高校「命(ぬち)がふぅ包み」

沖縄・首里高校「命(ぬち)がふぅ包み」

沖縄の郷土料理「ヒラヤーチー」をお惣菜クレープ風にアレンジした料理。「がふぅ」は「ありがたさ、ごちそう」を表す沖縄の言葉で、沖縄の食材をふんだんに使用した。

準優勝・農産局長賞

静岡・田方農業高校「This伊豆米(イズマイ)春巻き」

静岡・田方農業高校「This伊豆米(イズマイ)春巻き」

修善寺の黒米を使った、片手で食べられる「ドリア風」春巻き。黒米のほかに、トマト、しいたけといった伊豆の特産品を詰め込んだ。

準優勝・水産庁長官賞

長野・佐久平総合技術高校「信州肉巻きおやきボー」

長野・佐久平総合技術高校「信州肉巻きおやきボー」

長野名物「野沢菜おやき」を棒状にアレンジし、自身の学校で飼育・加工した豚バラを巻き付けた。佐久市が生産日本一のプルーンを使ったジャムを付けて食べる。