苦手科目を克服、国際学会賞を受賞するまでに。
私は工業高校で学んだ専門知識をさらに深めて研究開発がしたいと思い、福岡工業大学へ進学しました。数学や物理学が必修なので工業高校出身の私はとても不安でしたが、学力に応じたクラス分けや進学校出身者以外の学生のための補講など、学力の差を埋める仕組みが多く設けられており、周りの進学校出身の友人に協力してもらったこともあって、授業に無事ついていくことができました。反対に、実験や実習では経験を活かし、普通高校出身の友人に教えたりすることもありました。
現在、大学院で衝撃波を用いて食品を加工する研究を行っています。福岡工業大学の大学院を選んだのは、国立大学でも上位の学生しか就職できない企業に就職が決まった先輩方が沢山いたから。大学院では研究の他にも、研究成果を国内外の学会で発表することになりますが、福岡工業大学では学会支援費が出るおかげで、金銭的なことを気にすることなく研究に没頭でき、国際学会を中心に6つの学会賞を頂くことができました。