つくば秀英高校生徒会が制作する学校新聞の記事は、行事や各部活の活躍の様子が中心だが、学校近くのおすすめ店を紹介するコーナーも人気だ。 (山口佳子)
生徒会メンバーが直接店に足を運び、取材交渉をする。時には、「新聞を見せると、チャーシュー1枚サービス」といった特典をつけてくれる店も。「『あの店行ったよ』って、同級生から言われると、やりがいにもつながります」と、生徒会長で、新聞制作の責任者も務める飯塚寛太君(3年)は声を弾ませる。 生徒会本部は8人。部活と掛け持ちしているメンバーも多い。週2回の活動で、生徒会運営と年8、9回発行する新聞制作の両方をこなす。
昨秋、県新聞コンクール審査会で優秀賞を受賞し、今夏、全国高校総合文化祭(長崎)の新聞部門に参加する。「メンバーのやる気が高まっている。現在の新聞のレベルを維持できるよう後輩に引き継ぎながら、総文祭に臨みたい」(飯塚君)