10 月23日にあった全国高校駅伝競走大会(都大路)岩手県予選を1時間11 分19 秒で駆け抜けて優勝。12 月22 日の全国大会へ出場する。今年4 月に盛岡女から現校名となり、部に新たな歴史を刻んだ。盛岡女時代を含めると、7年連続7度目の都大路出場となる。

予選1区を走った主将の小笠原楓(3年)=岩手・厨川中出身=は「優勝した瞬間はホッとした」と振り返った。チームはこの1年、全速力でひたすら走り抜く「一意専心」をスローガンに走力の向上に努めていた。

練習は1時間の朝練習から始まり、平日は放課後2時間、土日は午前中に2時間ほど走り込む。小笠原は「疲れが出てくる練習の後半も粘り強く走った。おかげで全員が終始安定したペースで走れるようになった」と話す。

盛岡誠桜の名で臨む初の都大路。小笠原は「1時間9分15 秒を目標に、10 位以内に入りたい」と意欲を燃やす。(東憲吾)

チームデータ: 1965 年創部。長距離の部員16人(3年生4人、2年生7人、1年生5人)。昨年の都大路は17 位。今年11 月7日の東北高校駅伝3位。