文化祭は当然いつものメンバーで回ると思っていたのに、相手は別の子と約束していた……。そんな事態を防ぐには、事前に準備しておくのが大切です。高校生記者に文化祭ぼっちの回避術を聞きました。

「回る人がいない」と打ち明ける

文化祭の遅くても一週間前に、あらかじめ「回る人がいないから一緒に回ってほしい」と友人に伝えるのも大事です。一人で回ることになって後悔するより、自分のプライドを捨てて素直に打ち明けることがポイントです。特に一週間前なら誰と回るか決まっていない人が多いので、声をかけやすいです。(トオル=3年)

一週間前までに声をかけよう(写真はイメージ)

幅広く誘って関係を広げる

「一緒に回ろうと思っていた人に先約があった」とわかると、ショックを受けますよね。仲良い人だけでなく普段あまり関わりのない人も誘うのが効果的です。文化祭をきっかけに話が広がり、仲良くなれる可能性もあります。私は幅広く声をかけることで、ぼっちを回避しつつ、新しい人間関係も築けました。(コハル=3年)

部活仲間に声をかけておく

部活動のメンバーに声をかけておきました。私はダンス部に所属しているため、リハーサルや準備でクラスの友達と予定を合わせにくいのですが、部活仲間なら合わせやすいです。文化祭の話題が出た時に「一緒に回りたいんだけど……」と勇気を出して先に声をかけました。意外と多くの人が「ぼっちは避けたい」と思っているので、うまくいきました。(春瀬=2年)

部活のメンバーは予定を合わせやすい(写真はイメージ)

実行委員になっておく

「文化祭実行委員になる」ことです。実行委員はお互いに不規則な動きや必要な仕事があるので、委員同士で行動した方が都合が良い場合が多いので、自然にぼっちを避けられますよ。(春瀬=2年)