高校生記者のマッケンさん(2年)が新書を紹介します。

『国際報道を問いなおす ―ウクライナ戦争とメディアの使命』(杉田弘毅著、ちくま新書)を読みました。ウクライナ戦争などの国際報道を通じて、日本のメディアにどのような役割があるのか知りたかったからです。

学校の図書館から借りている一冊

著者は、共同通信社で経験を積んだジャーナリストです。欧米メディアの情報を翻訳して紹介するだけでは、日本の読者には十分に伝わらないと指摘。日本人としての視点を持つ重要性を説いていました。ウクライナ支援を重視する声と、早期停戦を求める声が世界にある中で、日本のメディアがどのような視点で報道するのかを考える視点はとても興味深く感じました。

報道の受け手である私たちも、自分の立場から世界を見る意識を持つべきだということに気づかされました。国際報道に関心がある人に、ぜひおすすめしたい一冊です。

マッケン 東京都在住。野球が趣味のヤクルトファンで、好きな選手は山田哲人。得意科目は英語。将来の夢はメディア系の職に就くこと。

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