皆さんは英語長文問題に苦手意識を持っていませんか? 私も以前は長文問題に頭を悩ませていました。ですが、現在は自己流の解法を発見し、得点源にできています。私が解く時に実践しているポイントを紹介します。(高校生記者・あかべこ=2年)

【1】意味のまとまりごとに区切って読む

一つ目は、意味のまとまりで英文を区切りながら読む方法です。情報を整理しやすくなり、一度読んだだけでも内容が頭に入りやすくなります。

長文を読んだ後のノート。英文を斜線で区切っている

私はいつも、接続詞・前置詞・不定詞・関係代名詞・カンマやピリオドで英文を区切っています。何度も練習するうちに、意味ごとにスラスラ読めるようになってきました。

【2】接続詞に印をつけて流れをつかむ

二つ目は、英文の冒頭にくる接続詞に印をつける方法です。接続詞は前後の文をつなぐ役割をしているため、印をつけることで文章の構造が見えやすくなります。

英語長文でよく登場する「First」や「For example」などのフレーズを見つけやすくなり、どこに何が書かれているのかを把握しやすくなりました。

接続詞に印をつけてわかりやすくする

【3】先に問題文を読むとスムーズに解ける

三つ目は、長文を読む前に問題文に目を通す方法です。模試や定期テストでは、長文に沿って複数の問題を解く場面が多いです。

先に設問を読んでから本文を読み進めると、解答につながる箇所を見つけやすくなりました。以前よりも長文を解くスピードが上がったと感じています。

苦手克服が自信とモチベーションに

英語はやった分だけ力が伸びて、成果が表れやすい教科だと思います。長文問題を克服して、苦手だった英語で96点と高得点を取れて20点以上上がったときはとてもうれしかったです。

得意になると勉強が楽しくなり、モチベーションも上がります。自信にもつながりました。皆さんもぜひ、長文問題を味方につけて英語の楽しさを実感してみてください。

あかべこ 広島県在住。イラスト部、図書委員会所属。趣味は絵を描くこと。推理小説を読むのも好き。得意科目は英語。将来の夢は小学校教諭になること。