「そんな言い方しなくても……」。先輩の言葉や態度に傷ついた経験、ありませんか? 高校生たちに「嫌われるNGな先輩」を聞くと、好かれる振る舞いのコツが見えてきました。反面教師にしてみて。

【1】言葉がキツイ

生徒会執行部の会議が長引いた際、迎えが来ていて「早く帰らないと……」とソワソワしていたら、先輩から「そんなに帰りたいんだったら帰れば?」と言われました。自分にも非がありますが、そんな言い方しなくても……と思ってしまいました。(みらーじゅ=2年)

ピリピリした態度を見せるのはNG

【2】イライラしている

部活の先輩はとにかく負けず嫌いで、練習試合だとしても負けるとイライラしていました。ただでさえ、「先輩」という自分よりも上の立場というだけで怖いのに、イライラしているとなると余計に怖かったです。(怜生=2年)

【3】「昔はこうだった」を通そうとする

理不尽に怒る先輩。自分が先輩にされてきた注意が、理不尽な注意だったと気づかず後輩に同じことをしてしまうケースがあり、注意が必要です。また「今までは◯◯だったからこれに従え」と過剰なまでに押し付けるのも避けた方が無難だと思います。(もん=1年)

連絡の仕方は要注意

【4】干渉しすぎる

干渉しすぎる先輩はNG。後輩と仲良くなるのは大事ですが、あくまでもそれは先輩後輩という関係性での仲良しにとどまるのがベストです。私は先輩と友達のように話すことに抵抗があります。後輩が同輩と話している時は身を引いたり、所々気にかけて声をかけてくれたりするなど、よいあんばいで接してくれる先輩にあこがれます。(にゃー=2年)

【5】おせっかいすぎる

部活に「おせっかいな先輩」がいます。頼んでもいないのにOBとして部活に来たり、プライベートのアドバイスまでしたりしてきます。親切心で教えてくれるのはありがたいですが、先輩の威厳を見せつけようすると、逆に嫌われる原因になりかねません。(雫=1年)

おせっかいはほどほどに

【6】自慢してくる

見えを張る先輩は見ていられません。私の高校によく自慢話をする先輩がいます。かっこいいと思われたいのか、すごいと思われたいのか、いつも自慢されるのは聞くに堪えません。先輩後輩関係ない話だと思いますが、見えを張るような行動は避けましょう。(ほえーる=2年)