高校の勉強は、中学までとは授業スタイルや科目数が大きく変わります。スケジュール帳やファイル、電子辞書など、準備しておくと役立つアイテムを、高校生記者が紹介します。

勉強習慣を整える

【1】「スケジュール帳」で予定管理

高校入学を機に「スケジュール帳」を買いました。私の高校は、全ての教科で文系・理系ごと、学力ごとにクラスが分かれます。宿題の管理をメモしないとやり忘れてしまうことが増えました。スケジュール帳を使って、全ての教科の宿題の予定を一冊にまとめています。(ティアラ=2年)

スケジュール帳で締め切り管理

【2】通学時間中の勉強道具を用意

遠くの高校に通うことになり、電車など移動時間に勉強するために、中学の時から苦手だった「古典の単語帳」を作りました。授業中に「ここ覚えてなかったな」と思った単語を書き出し、スキマ時間に覚えるようにしました。(マリア=1年)

【3】「裏紙」はためておくと便利

「裏紙」は、捨てずにためておくのがおすすめ。ノートに書くほどでもない計算や、暗記のための殴り書き、ToDoリストなど、中学よりも書くことが増えます。私は英単語の練習や物理の問題演習に裏紙を利用し、ノートの節約と効率的な学習の両方を実現しました。(しまりす=1年)

教材は上手に管理して

【4】プリント管理には「ファイル」が必須

「ルーズリーフ」と「リングファイル」は用意しておいた方がいいです。私の高校では、ノートを取る科目が少なく、主にプリントで授業を受けています。先生が授業中にぽろっと言った重要なことはプリントにメモし、後から見返しやすいようにルーズリーフも活用しています。ルーズリーフにはプリントや授業の内容を自分に分かりやすく噛み砕いたものをメモして、マーカーを引いています。(麦=1年)

プリントの整理は必須

【5】「薄型ファイル」でプリントを整理する

薄いのにたくさん収納できるファイルが使えます。高校では科目数が増え、小テストや課題のプリント管理が中学よりも大変になります。定期テストの勉強時にプリントをなくして大捜索……、なんてことを防ぐために、整理しやすいファイルを準備しておくと安心です。(ちゃむ=3年)

勉強道具を買ってモチベを上げる

【6】「ペンケース」を新調して気分を上げる

高校入学前、ペンケースを新調しました。毎日使うものなので、新しいものにすると気分が上がり、勉強が楽しくなります。「そのペンケースかわいいね!」と話しかけられることもあり、会話のきっかけにもなりました。(さぼてん=3年)

新しい筆箱で気分を上げる

【7】「電子辞書」は勉強の強い味方

電子辞書を買いました。高校の英語の授業は難しくなり、知らない単語も増えます。英語の長文を書く機会も増えるため、紙の辞書より持ち運びやすく、例文とともにすぐ単語を調べられる電子辞書は重宝しました。英語だけでなく古文の学習にも使えて、一石数鳥です!(Sowa=2年)