「高校の授業についていけるかな?」と不安になってる新入生は、入学前の休みの期間に勉強の準備をしておきましょう。スタートダッシュがスムーズに切れますよ。高校生の先輩たちに、入学前にやるとよい勉強を紹介してもらいました。
【1】勉強習慣をつけておく
数学は継続して勉強するべきでした。推薦で高校に合格したので、年が明ける前には受験終了。高校から春休みの課題が出されるまで一切勉強をしなかったので、入学後、苦手な数学の復習問題に苦しみました。継続してやらないと忘れてしまいがちな教科は入学してから手をつけると大変なので、受験が終わっても勉強習慣をつけておくべきです。(麦=1年)
【2】苦手科目の問題集で克服
中学の時は、国語が学年下位になるくらい苦手。高校では克服したいと思い、春休みに問題集を買って文章に線を引いたり、「この言葉はどんな意味なんだろう」と考えたりして勉強しました。高校入学後、国語が好きになり、毎日楽しく勉強できるようになりました(マリア=1年)

【3】数学と英語を復習しておく
私は数学と英語の復習をしました。中学で習った知識を高校でも使うことが多いからです。私は数学の図形の範囲が苦手でしたが、復習せずに高校に入学。忘れている部分も多く、中学校からの苦手意識から勉強に力が入らずに、テストで点数を落としました……。(そろ=1年)
【4】基礎事項を見直そう
英文法や数学などの基礎事項を復習するとよいと思います。高校の学習はスピードが速いため、一度わからないことが出てきてしまうと、授業に追いつくのにかなり時間がかかってしまいます。「わからない」が生まれる可能性を少しでも減らすことが、充実した高校生活につながると思います。(Sowa=2年)

【5】公式や文法の理解度をチェック
理科・数学の公式や、古文・漢文の基礎文法(レ点、上下点など)を理解しているかチェックしましょう。高校の授業では大抵、因数分解などの既習事項が頭に入っている前提で授業が進むので、分からなくてもていねいな説明は受けられません。忘れがちな公式や文法は今のうちにやっておくのがベストです。(犬田=2年)
【6】英単語を先取りで勉強
英単語を先取りして覚えておくとよいと思います。私は中学の時、英単語を真面目に覚えている方でした。しかし、私の高校では毎週100語以上覚える必要があり、中学の頃の覚え方は通用せず、1年次は毎週の小テストに苦労。「中学英語はもうできる」という人は、高校レベルの英単語帳に少しでも目を通してみてください。(さぼてん=3年)
【7】趣味の勉強で視野を広げる
高校に入ると勉強が忙しく、自分の好きなことに時間を費やすことが難しくなる場合もあります。受験が終わって暇な時に、自分がしたい勉強をすればよかったと思います。例えば、コスメが好きな人は化粧品検定の資格をとる勉強などです。ちょっと違った勉強で高校に入った時に視野が広がり、それが意外と役に立ちます。(ゆんゆん=1年)