福島・いわき総合高校で10月26日、公開文化祭「常盤樹祭」が開催された。通常、3年に1度開催しているが、前回(2011年)は、東日本大震災の影響で一般公開を断念。「Restart!」をテーマに、6年ぶりの公開となった。
 前日には、仮装した生徒たちが地元を練り歩き、開催をアピール。当日は約3千人の来場者で校内がにぎわった。「仮設校舎であることの制約はありましたが、先輩たちの分まで思いを込めました」と話すのは生徒会長の鈴木千秋さん(3年)。実行委員長の木口絵美子さん(3年)は「6色の校門アーチをはじめ、多彩な発表をそろえて6つの系列がある総合高校らしさを出しました。後輩たちに引き継ぎたい」と力を込めた。