年が明け、約2週間後には共通テストです。現役大学生が受験生時代を振り返り、入試当日を安心して乗り切るために必要なアドバイスを送ります。忘れ物対策や体調管理、心の準備など、先輩たちのリアルな経験談をぜひ参考にしてください。

準備と持ち物の確認は念入りに

【1】2日前までに持ち物チェックが安心

時間に余裕を持って行動することと、忘れ物に気をつけることが大事だと思います。会場には遅くても試験開始1時間前には着いていた方がいいです。最近は受験票を家で印刷することもあるので、必ず前日までにしておくこと。当日の朝だと慌ててしまったりして、気持ちに余裕がなくなります。個人的には2日前に持ち物確認をしておくと、前日に慌てることがなくなるのでおすすめです。(りんりん=大学1年)

持ち物は余裕を持って準備する

【2】服は英字プリントがないか確認

持ち物で気をつけるべきポイントは、服に英字などの印字がないかを念入りに確認しておくこと。脳を活性化させるために、糖分のチョコ、ラムネは必須です。当日は交通機関の混雑が予想されるため、なるべく早めに家を出ましょう。入試会場に1時間前に着いておくと安心です。(あや=大学1年)

体調管理に万全を期す

【3】試験当日と同じ時間に起きる生活習慣に

試験前日だけ早く寝るのではなく、遅くても1週間前から試験当日と同じ時間に起きた方がいいです。直前期は新しいことをやると不安になるので、今までやった問題集やノートを中心に復習しましょう。社会科目や英熟語などの暗記系は直前まで伸びるので、最後まで諦めずに頑張ってください!(みゆ=大学1年)

1週間前から起床時間を調整して

【4】脂っこいものは控えて

前日の食事には気をつけてください。僕は「勝つ」の縁起でカツカレーを前日に食べましたが、見事に当日おなかを壊してしまいました……。休憩中におさまったので良かったですが、大事な日の直前に脂っこいものなどを食べ過ぎるのはやめた方がいいと痛感しました。(ずん=大学3年)

【5】寒暖差対策で体調を万全に

外は寒いけど暖房がガンガンかかっている部屋もあったので、カイロや体温調節のためのカーディガン、ひざ掛けなどを活用して防寒するのもコンディションを保つのに役立ちました。(みとたま=大学1年)

混雑を見越した行動を

【6】自家用車で送迎してもらう

共通テストの日の朝は特に、電車や車の渋滞で混みます。私は電車やバス内で人が密集している環境が苦手で体調が悪くなってしまうので、自家用車で親に送迎してもらいました。車から降りるまでの時間で、気持ちを整えて参考書やノートを見返せました。時間と気持ちに余裕を持って行動することが大事だと思います。(みとたま=大学1年)

【7】1時間前には会場に到着

当日は交通機関の混雑が予想されるため、なるべく早めに家を出ましょう。入試会場に1時間前に着いておくと安心です。(あや=大学1年)

当日のメンタルケア方法を確認

【8】周囲を気にしない

当日はとても緊張してキョロキョロしてしまいましたが、後々考えてみると、自分の「ゾーン」に入ったほうがよかったなと思います。とにかく受験生の数が多く、友達と集まっている人が多い印象でした。気になってしまいますが、あえて周りは見ずに、自分の苦手な部分や復習すべき部分に集中するのがおすすめ。(みとたま=大学1年)

周りは気にせず自分に集中

【9】小さな楽しみを用意しよう

お昼休みのお楽しみを用意しました。私の場合は、母手作りのおいなりさん。午前の科目が終わって「きついな〜」と感じても、楽しみがあれば頑張れるし、午後のためのエネルギーチャージにもなりました。母を思い出して、気合を入れ直して頑張れました。(みとたま=大学1年)