学力アップには「スキマ時間」の活用が必須。ですが、勉強が面倒に感じてしまう人、スマホに夢中になってしまう人もいると思います。そこで、自主的にスキマ時間に勉強する方法を紹介します。(高校生記者・エリース=1年)
手提げ袋に勉強道具を「1つだけ」イン
私はスキマ時間の大切さは理解しているものの、通学時間になると、結局やる気が出ませんでした。勉強に手を付けられず、スマホをいじるなどして時間を無駄にしてしまいます。そんな状況を変える方法を考え、実践しています。
手提げの袋を用意し、毎朝スキマ時間用の勉強道具を入れます。この「手提げ袋」が最も重要なアイテムです。電車やバスに乗ってからリュックの中の勉強道具を出そうとすると、混雑時にはそもそも出すのが難しく、なにより面倒くさく感じるので、初めから手に取りやすくしておくんです。
ポイントは、勉強道具を「1つだけ」入れること。複数入れても、どれをやろうか悩んでしまったり、手提げから勉強道具をスムーズに出せなくなったりするからです。
具体的に達成目標を決める
スキマ時間中は、速やかに勉強道具を手提げから出しましょう。スマホをいじらないようにするため、勉強道具を取り出して空になった手提げにスマホを入れます。ポケットの中だと反射的に取り出せてしまうからです。
勉強する際のポイントは、目標を決めること。「この電車を降りるまでに、この単語帳を何ページまで終わらせる」など、具体的で実現可能な目標がふさわしいです。
「勉強してえらい」と自分を褒める
難しいですが、今紹介した行動をルーティン化するのが大事です。私は「周りの人はスマホを見たり、ぼーっとしていたりする中で自分は勉強している。偉いなあ」と、自己肯定感を上げてルーティン化しました。ルーティン化することで、面倒くささを感じることもなくなり、勉強に対するモチベが上がり、集中力が付きます。
もちろん、勉強法は人によって合う、合わないがあるので、一概にこれをすればよいとは言えませんが、皆さんの「スキマ時間の有効化」に少しでもお役に立てたなら幸いです。