勉強方法に悩んでいる人におすすめなのが、効率的な学習をサポートしてくれる「勉強アプリ」。勉強時間の管理や暗記の工夫、友達との競争まで、さまざまな機能を持つお役立ちアプリを高校生記者に聞きました。

スケジュールや学習記録を管理

【1】参考書の進行管理に「Vulpe」

終わらせたい参考書のページ数と期日を入力するだけで、予定通りに進めるためのスケジュールを作ってくれます。毎日進めたページ数を記録することで、自分のペースと理想のスケジュールをグラフ化して重ね合わせたチャートが出来上がり、一目で進捗(しんちょく)が確認できます。(東雲=1年)

【2】勉強記録と共有でモチベアップ「Studyplus」

1週間の目標設定や、教科別の勉強時間の記録ができます。分からない問題を写真に撮って送ると解説が届きます。大学・資格試験の情報や体験記を見るのもおすすめです。(しぃ=1年)

友達とフォローし合えばお互いの勉強時間がわかり、モチベが上がって一緒に頑張れます。自分がどれだけ勉強したのかも可視化できるので、「先週よりも勉強がんばろう!」と思えるところが魅力です。(みりん=1年)

Studyplusの画面(写真・しぃ)

集中力&効率をアップ

【3】集中力が高まる「YPT」

勉強している人のアイコンがリアルタイムで表示されるため、勝手にライバル意識を燃やしがちな私にはぴったりでした! 使用中は他のアプリの使用を制限できるため、記録しようとスマホを手にしたらついついそのままSNSを見てしまう……という悩みを解決でき、勉強に集中できます。(一宮鈴愛=2年)

AnkiDroidの画面(写真・むく)

【4】フラッシュカードで暗記「AnkiDroid」

暗記のときに使うアプリで、フラッシュカードに似ています。カードをめくると、「簡単」「正解」「難しい」「もう一度」という4つのボタンがあり、自分の記憶度に応じてボタンを選択すると、復習に適した時期に再びそのカードを表示してくれます。自動でリマインドしてくれるので助かっています。(むく=2年)

効率よい英語学習をサポート

【5】他の人と連携できる「Duolingo」

他の人と連携できる英語アプリです。私は友達ではなく、母と連携しています。母に「勉強しなさい」と言われ、「自分はしてないくせに」と言い返してしまうことが多かったのですが、このアプリを始めてから一緒に頑張るという姿勢ができて、楽しみながら英語を学べています。(にゃー=2年)

「mikan」の画面(写真・たれパンダ)

【6】英検の単語学習のおすすめ「mikan」

英単語の学習に特化したアプリですが、英検の単語学習におすすめです。課金すると使える教材が増えるのですが、無料でも十分に対策ができます。私が英検準2級を受けたときには、学習した単語がよく当たり、とても助かりました。ニックネームと通っている学校を登録でき、順位がわかるため、向上心が湧きやすいです。(たれパンダ=1年)

【7】有料だけど教材が豊富な「abceed」

英語学習アプリです。月額最低1983円かかってしまいますが、多くの映画を英語で見られ、英検やTOEIC、単語帳などの教材が使い放題と、非常にお得だと思います。何より、スマホ1台で自分に合った英語の勉強が自由にできるところに魅力を感じます。(エリース=1年)