大学受験の面接当日、緊張や不安で何をどうしたらいいかわからない……。慌てず乗り切るために、面接を経験した大学生たちのアドバイスを紹介します。面接でのポイントや当日までにするべき準備、意識しておくことなどをチェックして、自信をもって面接に臨みましょう。

練習を重ねて自信をつけて

【1】想定質問をリスト化

私は自分の研究内容をプレゼンする形式の面接でした。面接の雰囲気は「圧迫」で、何を聞かれるかも分からないという情報を事前に知っていたので、とにかくどんな質問でも答えられるように対策。何個も想定質問を考えて、リスト化したものを直前まで確認しました。(りんりん=大学1年)

質問内容を想定してまとめておく

【2】練習と下見で緊張を克服

私はよく大事な場面で緊張するので、当日までに面接の練習をたくさんしてもらいました。練習を重ねると、焦らずに面接ができます。さらに前日に会場となる大学に行き、面接会場の校舎を事前に確認しました。当日迷子になることもなく、慌てずにすみました。(あやぴ=大学3年)

【3】面接官の顔写真を事前にチェック

面接の緊張を和らげるために、受験する学科の学科長や、教員の写真を事前にネットで調べることをおすすめします。お顔を知っていれば、面接当日の雰囲気をイメージしやすくなりますよ。面接で答える内容は暗記しすぎず、柔軟に対応できるように「フレーズ単位」で覚えるのも重要です!(Hautbois=大学1年)

目線や話し方を意識

【4】面接官の目を見る

面接官は複数いることが多いです。目線に迷うと思いますが、基本的には質問をした面接官の目を見るのがポイントです。入学後に知りましたが、教授と准教授が面接官をしていました。(りとるしゃけ=大学1年)

目線は質問者に合わせて

【5】滑舌よくゆっくり話す

人前に出ることが得意でない人や緊張しやすい人は、「大きな声でハキハキ話す」と指導されるとおじけづいてしまうことも多いと思います。しかし面接会場は静かなので、大きい声で話すことを意識しすぎなくて大丈夫。ひとつひとつの言葉を滑舌よく発音し、いつもよりゆっくり話すのがおすすめです。(桜いをり=大学1年)

リラックスした気持ちで臨もう

【6】ミスをしても切り替えが大事

私の場合は、志望する学科の教授2人が面接官でした。会場のドアをうまく閉められず、着席した後で先生が閉めに行ってくださった時は焦りましたが、お礼を言ってからは気持ちを切り替えて臨み、合格しました。少しミスをしても、すぐに切り替えてはっきり質問に答えられれば合格できると思います。あまり力まず、諦めずに臨んでください。(ひかりん=大学1年)

緊張するのは当たり前

【7】よいところを伝える気持ちで

面接で緊張してしまうのは当然なので、「緊張しないようにしなきゃ」と思わなくて大丈夫です。「自分のよいところを大学の先生に知ってもらおう」という気持ちで、リラックスして臨んでみてください。(桜いをり=大学1年)